殺人猟団 －マッドメン－ 【著者：長田龍伯】

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長田龍伯さんの作品『殺人猟団 －マッドメン－』（講談社）

高校の部活動でドキュメンタリー映画を撮りたくて
東京から少し離れたところにある
無人島「神顎島」へとやってきた
大鷹琥郎と先輩の琴音。

先に着いているはずの部長たちが
港で迎えに来てるはずだったのに見当たらなく、
島を探検がてらに探すことに・・・

無人島のはずなのに老人と出会うんです。
どうやら部長たちと顔見知りのようで
少し会話をしていると、
持っていたナイフで琴音を切りつけ、
そして琥郎にも襲いかかってきました。

切りつけられるも防波堤から落ちて
難を逃れた琥郎なのですが、
別の人間に襲われることに・・・

この「神顎島」はかつて楽園と呼ばれた
絶海の孤島だったのですが、
今は人が住まなくなり無人島になり、
いつの間にか地図上から消滅していたんです。

そして「神顎島」には
島を訪れたものを狩る殺戮者だけが住みく
「殺人鬼の島」になっていたんです・・・

・・・といった感じで
そんな島にやってきた高校生たちが逃げ出す
サバイバル系のパニックホラー作品になっています。

かなり強引なストーリーなのですが、
海に囲まれた島を舞台に
殺人鬼から逃げ、また戦う・・・
ドキドキする展開が待ち受けている作品になっていますので、
気になった方はチェックしてみてください。

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ファイナルスカイラブハリケーン（『キャプテン翼ＧＯＬＤＥＮ－２３』より）

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高橋陽一さんの作品『キャプテン翼ＧＯＬＤＥＮ－２３』より

『キャプテン翼』には
主人公の大空翼のドライブシュート
日向小次郎のタイガーショット、
様々な必殺シュートが存在します。

これらの必殺シュートの中でも
一部は現実には無理なんじゃない？
というのも存在します。

少年誌（週刊少年ジャンプ）に連載されている頃は
そういったシュートでも受け入れられていたのですが、
青年誌になると、無理なシュートは少なくなってきました。

そんな中、立花兄弟のスカイラブハリケーンも
使われることがほとんどなくなってきたのですが、
『キャプテン翼ＧＯＬＤＥＮ－２３』での
アジア最終予選で使われることになりました。

それもかなり衝撃的な使われ方だったんです。

子供の頃よりも体重が増えてしまった立花兄弟は
スカイラブハリケーンを使うと足に負担がかかり、
その後のプレイに影響するということで封印していたのですが、
オーストラリアの高さに対抗するために
最後のスカイラブハリケーンをするんです。

それもこの試合に勝っても、
足に影響が出て自分たちがオリンピックに出場できなくなる・・・
それでもファイナルスカイラブハリケーンをはなったんです。



日本は先取点を取るものの、
立花兄弟は負傷退場してしまい、
その後、本当にオリンピックに出れなくなってしまうんです。

『キャプテン翼』には
いろいろなケガのシーンはあるのですけど、
ファイナルスカイラブハリケーンを放って
立花兄弟が負傷退場したシーンが一番衝撃的かも・・・

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金のひつじ 【著者：尾崎かおり】

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尾崎かおりさんの作品『金のひつじ』（講談社）

小学校の時、
親の都合で引っ越しすることになった三井倉継は
高校２年の冬に家族と共にこの街に戻ってきました。

小学生の頃によく遊んでいた空、優心、朝里とは
涙ながらにわかれたのですけど、
再び同じ高校に通うことになり、
あの頃と同じように戻れるんだと思っていました。

でも、現実はそんな甘くもなく、
あの頃、仲が良かった３人の間は
微妙な人間関係になっていたり、
自分との溝ができるなんて思ってもみませんでした。

そんな中、いじめに耐え切れず
自殺しようとした空を助けた継は
２人でこの街を出る決心をしたんです・・・

楽しかった思い出・・・仲間との絆・・・
高校生の男女４人の青春模様を描いた
少し切ない物語になっています。

高校２年・・・って子供にも戻れず、
大人にもなり切れていない・・・
そんな思春期の少年少女の思いが
ギュッと詰まっていますので、
こういった話が好きな人は読んでみてください。

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