雨下雫は汗がすき 【著者：山口アキ】

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山口アキさんの作品『雨下雫は汗がすき』（講談社）

体調が悪くて佐伯佑は
保健室のベッドで横になっていると
雨下雫が現れ、馬乗りになり、
「もう我慢できない」と迫ってくる・・・

読み始めてすぐに
こんなエロ展開から始まります。

ここから話が少し戻って・・・
佐伯は幼馴染の長谷川美夜から
雨下雫が子供の頃に男の子の腕を食べたことがある・・・
なんて噂話を聞かされます。

そんな話を聞いて雨下のことが気になりだした佐伯は
ある日、誰もいなくなった教室の壁際で
何かを食べているような行動をする雨下を見かけます。

もしかして、あの噂は本当だったのか・・・
そう思っていると、なかなか寝付けずに
翌日、学校で体調を崩してしまい保健室に行くんです。

そして、↑の展開になるのですが、
馬乗りになった雨下は佐伯に迫る感じで
頬を舐めだすんです・・・
その後も指や体を舐める雨下を振りほどくと、
彼女は泣きだし謝り始めました。

我を取り戻した雨下は
自分が「吸血鬼」ならぬ、
汗を糧に生きる「吸汗鬼」だと告白したんです。

その場は忘れて二人は別れるのですが、
その後、雨下の体調がすぐれない様子を見て、
自分の汗で良ければ・・・と協力することにしたんです。

・・・といった感じで描かれる
美少女が思春期の男の子の体を舐めまわす・・・
ちょっとフェチな作品になっています。

設定はちょっとエロく、
描写も少しエロが入っているのですが、
ラブコメ作品として普通に読めると思いますので、
気になった方はチェックしてみてください。

でも、かなりフェチ要素の強い作品ですので、
それを理解して読んでくださいね＾＾；

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我らあらぶるギャルゲヒロイン 【著者：じゅうあみ】

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じゅうあみさんの作品『我らあらぶるギャルゲヒロイン』（角川書店）

この作品なのですが、
『我らひとしくギャルゲヒロイン』の続編で
ギャルゲーのヒロインである幼なじみの姫宮花凛が
バグで自我をもってしまい、
他の自我を持った登場人物の協力のもと
主人公からの攻略を避けようとする・・・
そんな４コマ漫画になっています。

前作でコミックとして収録されなかった話や
同じキャラでのソシャゲ版の話などが収録されており、
前作同様にギャルゲーあるあるがいっぱい詰まった
笑える４コマ漫画になっていました。

こちらの作品だけ読んでも
なんとなく笑えるのですが、
『我らひとしくギャルゲヒロイン』を読んでいないと
世界観などがわからないので、
前作を読んでからの方がさらに笑えると思います。

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マグメル深海水族館 【著者：椙下聖海】

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椙下聖海さんの作品『マグメル深海水族館』（新潮社）

東京湾に推進２００メートルの深海を楽しめる
マグメル深海水族館が開館しました。

ここでは今まで見れなかった深海の生き物を
身近に観察することができるという、
珍しい水族館なんです。

子供の頃から深海の世界にあこがれを持っていた
天城航太郎は清掃員のアルバイトとして
ここで働くことになりました。

ここで働いているうちに
航太郎の持っている深海生物の知識もそうなのですが、
心から深海生物を愛する気持ちを感じ取った館長が
航太郎に飼育補助をしないかと声をかけるんです。

・・・といった感じで
深海生物を展示する水族館を描いた作品になっています。

最近、動物園や水族館って
生物を見るだけでなく、楽しむをコンセプトにしたのが増え、
このマグメル深海水族館もそのような感じになっています。

普段は見ることのできない深海生物にスポットをあて、
今まで知ることのできなかったことなどが描かれており、
すごく興味深く読むことのできる作品になっています。

航太郎の成長も楽しみなのですが、
深海生物が好きな人も楽しめる作品になっていますので
気になった方はチェックしてみてください。

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