最低。 【原作：紗倉まな 作画：紺條夏生】

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原作：紗倉まなさん 作画：紺條夏生さんの作品『最低。』（双葉社）

美容師の専門学校に通う綾乃は
ＳＮＳの友達の友達・・・という洋平という人物と
ＳＮＳでの交流やメッセージのやりとり等を
しているうちに何か惹かれるものがあり、
会うことになりました。

洋平の仕事はスカウトということは知っていたのですけど、
どんなスカウトかしらなかったのですが、
キャバクラ、グラビア、ＡＶのスカウトだったらしく、
綾乃にＡＶに出演してみないかと言い出したんです。

１９歳の綾乃は今のそっだった環境に
疎外感と自分の居場所がないのに気づいていて、
ＡＶ業界に足を踏み入れる決意をするんです。

やがて綾乃はＡＶの世界で成功していくのですが、
親にバレたり、本当に恋をしたり・・・と、
ＡＶ女優の姿を描いた作品になっています。

今の世の中、ＡＶだけでなく、
ネット配信などを合わせたら、
どれだけのＡＶ女優や素人たちがいるのでしょう。

それぞれ訳があり、
ＡＶに出演しようとするのでしょうが、
この作品のように恵まれた環境で育っていた女性も
ＡＶ業界に足を踏み入れる人がいるのでしょうね。

今回はこんな話でしたけど、
また違った女性の話を読んでみたい・・・
そんなストーリーになっていました。

別にＡＶに興味が無くても、
女性の心理が面白く描かれた作品でしたので、
気になった方は読んでみてください。

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ゆる視えっ！ オバケっぽいものに遭いました。 【著者：壷野なか】

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壷野なかさんの作品『ゆる視えっ！ オバケっぽいものに遭いました。』（辰巳出版）

あなたは「霊」の存在を信じますか？

この作品なのですが、
「霊」が視える・・・というか
感じることができる作者である壷野なかさんが
その体験をそのまま漫画にした・・・
といった感じの作品になっています。

霊能者のような強力な霊感は持っていないのですが、
僕も壷野なかさんと同じように、
「霊」を視たり、感じたりするぐらいの霊感があり、
同じような体験で描かれてあり、
個人的には面白く読むことができました。

実際に霊感がない人でも、
ここに描かれているような、
何かを感じる・・・なんてことを
経験したことがある人もいるかもしれません。

でも、霊は興味を持っている人、
同じような波長の人などに
憑くことがあるので、
何か感じても慌てず落ち着いて無視しましょう。

また、興味本位では心霊スポットや
肝試しなどをしないようにしてくださいね。

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いそあそび 【著者：佐藤宏海】

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佐藤宏海さんの作品『いそあそび』（講談社）

コンビニも、ゲーセンも、ファミレスも無い・・・
静かな海辺の町で暮らす浦島六郎は
ある日、海辺で倒れている少女と出会います。

助けようと声をかけたときに目覚めた少女は
いきなり銛（木に包丁を括り付けたもの）で
襲いかかってきたんです。

自分が何者かを名乗り訳をはなすと、
その少女は自分が村上セトと名乗り、
親の会社が倒産し、残された（売れ残った）
別荘へとやってきたと告げたんです。

ここにはコンビニもファミレスもない・・・
セトは食べるものが無くなったため
海へでて魚を獲ろうとしていたんです。

・・・とはいえ、
ここは漁師町・・・ということで、
無断で魚や貝を獲るわけにもいかず・・・
それでも、獲ってもいい貝や海藻を教え、
セトのサバイバル生活をサポートするんです。

・・・といった感じで描かれる、
海辺で暮らすことになったお嬢様の
生き残りサバイバル漫画になっています。

タイトルやジャケットを見る限り、
女の子が海辺で遊んでいる・・・
そんなイメージがする作品に見えるのですが、
サバイバル要素がギュッと詰まった話になっています。

最近、こういった生き残り系の
サバイバル漫画も増えていて、
普通に生きていたら全く得る知識ではない世界で
読んでみると面白いんですよね。

絵はほのぼのとしているのですが、
内容はしっかりしているので、
気になった方はチェックしてみてください。

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