ウラガワ 【著者：筧秀隆】

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筧秀隆さんの作品『ウラガワ』（竹書房）

芸能界では一番下っ端のＡＤをしている黒沢は
盗撮の趣味があり、
とあるアイドルの枕営業の現場を撮ったところ、
他のアイドルのそういった映像が欲しくなり、
撮った動画をプロデューサーに
交渉材料とし話を持ち掛け、
他のアイドルたちの枕営業の動画などの現場に
カメラを仕掛け自分のコレクションを増やしていきました。

売れないアイドルだけでなく、
アイドルを売り込みたいマネージャーなどの
怪しげな動画をコレクションするＡＤを描いた
『ウラガワ』シリーズをはじめ
ちょいエロ作品が詰まった短編集になっています。

その中に、同じ竹書房から発売されている
『クチ・ドメ』のアフターストーリー、
アナザーストーリーも収録されており、
この短編集を読むと『クチ・ドメ』も
読みたくなると思いますよ。

興味のある方は『クチ・ドメ』も
チェックされてみてはどうでしょうか。

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古本屋台 【著者：Ｑ.Ｂ.Ｂ.（原作：久住昌之 作画：久住卓也】

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著者：Ｑ.Ｂ.Ｂ.（原作：久住昌之さん 作画：久住卓也さんの作品
『古本屋台』（集英社）

『孤独のグルメ』『花のズボラ飯』などの
グルメ漫画の原作者だけでなく、
グルメ著書で有名の久住昌之が
弟の久住卓也さんとのコンビで描くＱ.Ｂ.Ｂ.作品。

久住昌之さんの原作や書籍は
好きでよく読むのですが、
Ｑ.Ｂ.Ｂ.の作品は今回が初めてだったのですけど、
久住昌之さんの独特でほっこりするストーリーと
久住卓也さんの味のあるタッチの絵が
すごくマッチしていて、
癖の強い作品なのですがハマってしまいました。

東京のどこかに夜になると出没する屋台・・・
普通、屋台といえばおでんやラーメンなどが一般なのですが、
この屋台は古本を売っているんです。

もちろん、古本を買うことができるのですが、
１杯だけ焼酎のお湯割りを１００円で飲ませてくれるんです。

本とお酒が好きなサラリーマンが、
神出鬼没の屋台の古本屋を探しては
素敵な本と出会うというという
（もしかしたら屋台のおじさんの追っかけかも＾＾；）
本好きのための作品になっています。

この作品に登場する書籍などは
実際にあるのですが、
ちょっと年代が古くて知らない作品ばかりでした。

でも、サラリーマンが薦めていたり、
読みたい・・・なんて本もあるので、
どんな作品なのか気になるので、
ちょっと読んでみたいきもします・・・

不思議な世界観で描かれる『古本屋台』なのですが、
中毒性のある面白さですので、
気になった方はチェックしてみてください。

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あかまつ 【著者：作井ルビ】

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作井ルビさんの作品『あかまつ』（講談社）

高校進学を機に
会津若松に住む祖母の姉（大伯母）の家で
暮らすことになったあおいは、
会津若松駅に迎えにきたはとこの鶴子と出会います。

鶴子は背も小さく年下だと思っていたら
実はあおいと同い年でビックリ。

そして鶴子が連れていた動く赤べこをみて
さらにビックリ・・・

鶴子がペットのように飼っている
赤べこのあかまつは自分で歩いたり座ったり・・・
この生き物は一体なんなのか・・・

また、近所に引っ越してきた
同い年のみゆきとも仲良くなり、
３人の同い年の女の子と赤べこのあかまつとの
ほのぼのまったりとした作品になっています。

あかまつは動いているのですが、
そこに突っ込む人間はあまりいなく、
普通に扱われていて、
この作品内では別に驚くことではないようで・・・＾＾；

かわいい女の子たちとあかまつを描いた
ゆるりとした日常系作品で、
こういったまったりした世界観が好きな人は
きっとハマると思います。
あと・・・あかまつも可愛いので、
気になった方はチェックしてみてください。

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