女子寮猫のタマさん 【著者：春輝】

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春輝さんの作品『女子寮猫のタマさん』（日本文芸社）

この作品なのですが、
『番台猫のタマさん』の続編・・・というか、
別の猫の話にはなっているものの、
女子寮に暮らすことになった猫の目線で描かれた作品になっています。
（前作はお風呂屋さんの女風呂を舞台で描かれています）

とある事情で大学の女子寮の前に
飼い主に置いてかれた猫のプーチンは
ここの寮生のひまりに拾われるんです。

寮はペット禁止だったのですが、
寮母さんに許可をもらい、そして、タマさんと名付けられ、
この寮で飼われることになりました。

タマさんはこの寮で自由に暮らすことになるのですけど、
寮生の様々な秘密を覗き見たり、
寮母さんが男を連れ込む現場を目撃したり、
女子寮ならではの百合系の話などもあり、
猫目線で描かれるちょいエロ作品になっていますので、
興味ある方はチェックしてみてください。

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その劣等騎士、レベル９９９ 【原作：白石新 キャラクター原案：三弥カズトモ 作画：山崎千裕】

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原作：白石新さん キャラクター原案：三弥カズトモさん 作画：山崎千裕さんの作品『その劣等騎士、レベル９９９』（スクエニ）

魔人ベルゼブブから世界を救った
大賢者（男）と武神（女）の夫婦。

そこに女神が現れ、
褒美を与えようと伝えたのですが、
今更、富や名誉には興味がなかった２人だったのですが、
２人とも弟子に恵まれておらず、
また、子供もいなかったことから、
このままでは２人の能力を後継者に伝えないのはもったいないと、
２人を若返らせて、子供が作れるからだにしたのです。

そして生まれてきたのは１人の男の子。

２人は自分の持つ能力を教え込まれるのですけど、
父は大賢者、母は武神・・・と
とんでもない強さを持っており、
５歳になった息子のユアンの能力は
普通の人間に比べてすごい能力を習得したにもかかわらず、
どうしても自分たちと比べて見劣りするからなのか、
「お前はまだ弱い」「まだまだだ・・・」と
ユアンに劣等感をあたえてしまっていたのです。

ユアンには子供の頃から騎士に憧れており、
１６歳になったある日、
自分なりに強くなるために家でをしたのです。

しかし、普通の１６歳以上・・・
いや、王国に仕える騎士よりもレベルの高いユアンは
自分がどれほど強いのか知らずに
騎士の試験を受けることに・・・

最初、ユアンの強さには気づかずにいたのですが、
少しずつ、ユアンの能力に気づき始めるんです。

でも、劣等感の塊のユアンは
自分の能力はまだまだだと思い込んでいて、
かなりドタバタな展開へと発展していくんです。

・・・といった感じで描かれる
劣等感を持ったすごい能力をもった少年の
冒険ストーリーになっています。

子供の頃から完璧な両親に育てられたことにより、
自分の能力に気づかないユアンの劣等感と
まわりの英雄としての見る目とのギャップが
面白く描かれていますので、
気になった方はチェックしてみてください。

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