デスサイズぷるるん 【著者：さふぁ太】

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さふぁ太さんの作品『デスサイズぷるるん』（芳文社）

少年漫画家を目指す浅井ポン太は
編集者からはポン太の描く女の子は
魅力がない・・・というかエロくない・・・
とダメ出しを出され続け、
次のネームがラストチャンス・・・と言われました。

ポン太は童貞で女性のことを全く知らず、
どのように描けば魅力ある、エロい女の子になるのか
全く分からずにいました。

なけなしのお金を使い風俗で
女性を知ろう・・・なんて思ったその日に、
交通事故に遭ってしまうんです・・・

そこに現れたのは
ボン・キュッ・ボンの体形をした
プルシア・ブルーイットという死神で、
ポン太の命を奪いにきたのです。

でも、狩る価値のないポン太の魂に
あまり興味がなく、
価値が高まったところを狩るために、
ポン太の願いが叶うまで生かすことにしたのです。

ポン太の夢というのは漫画家として大成すること・・・
そのためには女の子の描き方を身に着けなくてはならなく、
プルシアが協力することにしたのです。

女性を知らなかったポン太は
プルシアの体を触りその感覚を絵に活かすことで、
少年誌・・・を飛び越えて
成年誌向きの漫画を描くことになるんです。

果たしてポン太は漫画家として大成することができるのか・・・

・・・といった感じの漫画家漫画になっています。

モロな描写は無いのですが、
胸を揉まれて悶えるプルシアが可愛く、
童貞のポン太がどこまで絵に活かすことができるのか・・・

また、１巻の終わりでは新たな死神が登場し、
さらにエロ展開が待ち受けているのだろう・・・
なんて想像できる形で終わています。

雑誌が雑誌なので、
エロい描写にはあまり期待できませんが、
少年誌レベルのエロが好きな人なら
楽しめる作品になっていますので、
気になった方はチェックしてみてください。

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ささやくように恋を唄う 【著者：竹嶋えく】

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竹嶋えくさんの作品『ささやくように恋を唄う』（一迅社）

高校に入学した木野ひまりは
小学校から仲良しの友達の姉が
新入生歓迎会でバンド演奏をするとうので、
一緒に見学に行くことに・・・

そこで出会ったギター兼ヴォーカルをしていた
先輩の朝凪依に一目惚れしてしまうんです。

帰る時に下駄箱で依と出会ったひまりは
勇気をもって一目惚れをしたことを告げました。

告白してきたひまりを見て、
依の方も一目惚れをしてしまうんです。

でも・・・ひまりの一目惚れ・・・というのは、
依の声に一目惚れしていただけで、
女性として一目惚れしたわけではなく、
二人の好きという感覚が少し違っていたのです。

可愛いひまりに告白されて
本気に好きになってしまった依、
依の声に惹かれているだけのひまり・・・
すれ違いな恋を描いた
先輩、後輩の百合系作品になっています。

告白したひまりよりも
告白された依の方が舞い上がって、
思いを加速させすぎな感じなのですが、
その思いがひまりに届くのか・・・

ゆるやかに流れる恋の行方を
見守りたくなるような作品になっていますので、
気になった方はチェックしてみてください。

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