ＴＡＬＫＩＮＧ ＤＥＡＤ 【著者：葉野宗介】

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葉野宗介さんの作品『ＴＡＬＫＩＮＧ ＤＥＡＤ』（小学館）

ホラー映画やホラー漫画に登場するゾンビ・・・
「アー」とか「ウー」とか言いながら
ノロノロと歩いてくるイメージがあります。

そんなゾンビなのですが、
「アー」とか「ウー」しか言ってないのに、
仲間？との距離感などはちゃんと取れていて、
もしかしたら「アー」とか「ウー」とかで
コミュニケーションをとっているのでは？
なんてのを描いた作品になっています。

完全にゾンビ側の視点で
ゾンビ同士が「アー」とか「ウー」ではなく、
ちゃんとした会話で意思の疎通をしており、
ちょっと異色？なホラー作品として楽しめる作品です。

アメコミタッチで描かれており、
個人的にはあまり好きではないタッチなのですけど、
作品の世界観にハマってしまい
楽しく読むことができました。

様々な思いを持っているゾンビたちが出てきて
ワイワイと楽しんでいる様子が描かれていますので、
気になった方はチェックしてみてください。

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“てん”の今年読んだ漫画・・・その１（一般の作品）

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今年もあと１週間・・・ってことで、
毎年恒例？の今年に読んだ漫画で面白かったのを
紹介していこうと思っています。

今日は一般の作品から・・・
（ホラーサスペンス、グルメ、女性向け、ほのぼの系を除く）

原作：香川まさひとさん 作画：月島冬二さんの作品『前科者』（小学館）

花沢健吾さんの作品『たかが黄昏れ』（小学館）

橘オレコさんの作品『プロミス・シンデレラ』（小学館）

高瀬志帆さんの作品『二月の勝者 －絶対合格の教室－』（小学館）

山田金鉄さんの作品『あせとせっけん』（講談社）

原作・水墨画監修：砥上裕將さん 作画：堀内厚徳さんの作品『線は、僕を描く』（講談社）

田川とまたさんの作品『ひとりぼっちで恋をしてみた』（講談社）

馬場康誌さんの作品『ライドンキング』（講談社）

二駅ずいさんの作品『純とかおる』（講談社）

吉谷光平さんの作品『恋するふくらはぎ』（秋田書店）

村岡ユウさんの作品『もういっぽん！』（秋田書店）

櫻日和鮎実さんの作品『口裂け姐さん』（スクエニ）

ヨシノサツキさんの作品『ヨシノズイカラ』（スクエニ）

吉村旋さんの作品『性別「モナリザ」の君へ。』（スクエニ）

空翔俊介さんの作品『三白眼ちゃんは伝えたい。』（スクエニ）

著者：荒井ママレさん 医療原案：富野浩充さんの作品『アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり』（徳間書店）

原作：希戸塚一示さん 作画：西山田さんの作品『さくらのはなみち』（ジーオーティー）

村田椰融さんの作品『妻、小学生になる。』（芳文社）

つきやさんの作品『組長娘と世話係』（マイクロマガジン社）

原作：山田風太郎さん 作画：サメマチオさんの作品『追読 人間臨終図巻』（徳間書店）


様々なジャンルの作品を読みましたが、
個人的に今年は当たり年だった感じがします。

その中から個人的にかなりハマった作品は
『口裂け姐さん』『性別「モナリザ」の君へ。』『三白眼ちゃんは伝えたい。』
『ライドンキング』『ひとりぼっちで恋をしてみた』
の５作品です。


『口裂け姐さん』は
口裂け女が人間を怖がらそう・・・とするのですが、
人間側は悩み事を持っていて怖がらずにいると、
口裂け女がその人間の相談にのる・・・という、
ちょっと姐御肌の口裂け女を描いたコメディになっています。


『性別「モナリザ」の君へ。』は
ある年齢までは性別がないのですけど、
中学生ぐらいになると、自分のなりたい性別へと変わっていくのですが、
１８歳までに性別を決めなければしんでしまう・・・
そんな思春期の少年少女を描いた作品になっています。


『三白眼ちゃんは伝えたい。』は
黒目よりも白目の面積の方が多い・・・
いわゆる三白眼の女の子が恋をするのですが、
なかなか自分の思いをあらわせない・・・
といった感じのラブコメ作品になっています。


『ライドンキング』は
小さな国の大統領が異世界に飛ばされるのですけど、
この大統領がとにかく強い・・・というか、
どんな生物でも乗りこなさなければ気がすまず、
異世界の生物なども乗りこなそうとする
ちょっと変わった異世界作品になっています。


『ひとりぼっちで恋をしてみた』は
思っていることを表に出せない内気な少女が
好きな先生のことを傷つけることをしてしまったと思い、
誰にも言わずに家でをしてしまうんです・・・
そこで自分探し・・・というか自分を見つめ直す・・・
そんな思春期の悩みを描いた作品になっています。


↑で選んだ中には
多分、アニメ化やドラマ化されそうな作品が何作かあるんですよね。
『アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり』『プロミス・シンデレラ』
『二月の勝者 －絶対合格の教室－』『あせとせっけん』『線は、僕を描く』
なんかは来年以降に映像化されるかも・・・


ちょっと長くなりましたが、
明日は『癒し系（ほのぼの系）の作品』へと続きます。

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自動販売機の前で、 【著者：斉藤ヒュウ】

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斉藤ヒュウさんの作品『自動販売機の前で、』（スクエニ）

街中にたくさん設置されている自動販売機。

ジュースやたばこだけでなく、
最近では出し汁が売られていたり、
高価商品があたる１０００円の自動販売機など、
様々な種類があります。

そんな自動販売機に焦点をあて・・・ではなく、
自動販売機の前では様々な人が行きかいます。
買い物をする人、待ち合わせに使う人、
そういった人たちの
ちょっとした人間ドラマを描いた作品になっています。

この作品を読んだら、
自分も告白したの・・・ケンカしたの・・・
自動販売機の前だったなぁ～なんて思い出すかも・・・

自動販売機の前から始まる出会いや別れ、
友情を確認したり、ケンカしたり・・・
ショートショートのオムニバス形式で描かれており、
ミニドラマを見ている感じで
気軽に読める話がギュッと詰まっていますので、
気になった方はチェックしてみてください。

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金曜日のナポリタン 魚乃目三太作品集① 【著者：魚乃目三太】

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魚乃目三太さんの作品『金曜日のナポリタン 魚乃目三太作品集①』（少年画報社）

子供のころに食べたあの店のあの味・・・
大人になって、まだ、この店が残っているだろうか？

仕事場の近くにあった定食屋の味・・・
職場が変わり、久しぶりに行ってみると、
あの頃の思い出がよみがえる・・・

・・・といった感じで描かれる
どこか懐かしいくもあり、
心温まる・・・そんなグルメストーリーが描かれています。

ここでも何度か書いていますが、
魚乃目三太さんの絵って
めちゃめちゃうまいわけでもないのですけど、
こういった人情系の話にはぴったりなんですよね。

とくに食べている表情がうまく、
本当に美味しそうに食べている姿が描かれているんです。

味のある絵と一緒に
美味しそうに食べる姿を見ると、
きっとその料理が食べたくなると思うので、
気になった方はチェックしてみてください。

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社畜とギャルが入れ替わりまして 【著者：多喜れい】

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多喜れいさんの作品『社畜とギャルが入れ替わりまして』（講談社）

会社に行って働き、帰ってきて寝るだけ・・・
なんの楽しみもない生活をしている
社畜として働くだけの榎本ひろし。

趣味もなければ休みもない、もちろん彼女もいない・・・
ちょっと気になるお弁当屋の女の子がいても、
彼氏がいることを知り、
つくづくついてない人生だと嘆いていました。

ある日、スマホでマッチングアプリをダウンロードし、
ちょっとでも気持ちが晴れるだろう・・・と、
気軽な気持ちで操作しながら眠りにつくと、
次の朝、ギャルに変身していたのです。

そう、それは寝る前にアプリで
マッチングしたギャルだったのです。

しかし、ギャルになったひろしの前に
元の自分の体と入れ替わったギャルの上原リコが現れ、
仕事を辞めてきたと言い出したのです。

もし、元の体に戻った時に、
無職になっていたのでは嫌だというので、
リコの姿で上司に謝りに行ったのですが、
ここでひろしが上司からパワハラを受けていたのを
社長が知ることになり、
ひろしのクビはつながったわけですが・・・

社畜だった男がギャルに・・・
ギャルが働いた経験もないのに会社で働くことに・・・
といった感じで描かれる
入れ替わりコメディ作品になっています。

いままでひろしはうじうじとしていたのですけど、
ギャルのリコと入れ替わったことにより、
仕事は今までのようにできないものの、
同僚たちの見る目が変わったり、
逆にギャルになったひろしは
リコが持ち帰る仕事を毎日のようにこなしたりして
大変な思いをするものの、
ギャルとして生きていく楽しみも見出したり・・・

入れ替わったことにより、
ちょっと前向きになったひろしが
この後、どのような展開が待ち受けているのか
ちょっと気になる作品になっていますので、
興味ある方はチェックしてみてください。

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ゲソコン探偵 【原作：花林ソラ 作画：百井一途】

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原作：花林ソラさん 作画：百井一途さんの作品『ゲソコン探偵』（講談社）

警視庁捜査一課の刑事である東竜希は
ある日、西原秀が経営する靴屋の前を通りかかると
自分に合った靴をすすめられました。

西原はシューフィッターといい、
お客さんの足に合う靴を選ぶ職業で、
足に合っていない靴をはいていた竜希の歩き方が気になって
声をかけたようなんです。

そして新しい靴を買うことになったのですが、
翌日、事件現場に行ってみると、
死んでいたのは靴屋に入る前に会った女性だったのです。

捜査結果は事件性がなく
部屋に残された下足痕（靴跡の痕跡）で
飛び降り自殺だということになったのですが、
死亡推定時刻の後に見たことが気になり
独自で捜査することにしたのです。

そして下足痕をシューフィッターの西原に見せると
同じ靴跡なのですが、２種類（２人）あるのに気づいたのです。

・・・といった感じで、
下足痕から手がかりをつかんでいく
ミステリー作品になっています。

今までにあるようでなかった
下足痕だけで捜査をするミステリーに
ちょっとハマったのですけど、
２巻で完結しているので、
一般受けしなかったんだなぁ～と・・・

個人的には面白いと思ったのに・・・

地味な作品ですが、
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ヤンキー君と白杖ガール 【著者：うおやま】

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うおやまさんの作品『ヤンキー君と白杖ガール』（メディアファクトリー）

街では知らない者はいない
ヤンキーの黒川森生 またの名を「黒ヒョウのモリ」は
ある日、盲学校高等部に通う「弱視」の赤座ユキと出会います。

森生を怖がらないユキに対しいて
怖がらそう・・・とするのですが、
ユキの可愛さに一目惚れしてしまうんです。

この日からユキの目になろう・・・と
つきまとう感じで一緒にいようとするのですが・・・

・・・といった感じで描かれる
ヤンキーと弱視女子との
ほのぼのとしたラブコメ漫画になっています。

ユキは森生の行動を最初はうざい・・・と思うのですけど、
一生懸命にユキのことを思う森生に
少しずつ心を開いていくんです。

なんか２人を見守りたくなる・・・
そんなラブコメ作品になっていますので、
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ミーコ 【著者：冬川智子】

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冬川智子さんの作品『ミーコ』（エンターブレイン）

この作品なのですが、
冬川智子さんらしいほっこりする
作品ばかり詰め込んだ短編集になっています。

いい話ばかりだったのですが、
その中でも一番気に入った
タイトルにもある「ミーコ」という話を紹介します。

友人から仔猫を貰った島谷浩太は
この猫をミーコと名付け
家族のように・・・恋人のように・・・
いつも一緒に暮らしていました。

そんなミーコも１６歳という老猫になった頃、
浩太に彼女ができたのです。

いつも一緒にいたミーコだったのですが、
浩太の彼女に対し焼きもちを焼く感じになり、
２人の仲を邪魔するようになるんです。

よく遊びに来ていた彼女だったのですが、
ミーコと浩太との仲を邪魔したくないと思い、
しばらく来なくなったのですが、
ある日、久しぶりに来て
浩太がお風呂に入っているうちに
自分もミーコが好きだということを伝え
仲直りするのですが・・・

ちょっとほっこりとしたストーリーになっていて
すごく気に入りました。

その他にショートショートの
「お父さんのヤマメ」という話もよかったなぁ～

ほっこりするヒューマンストーリーが好きな人なら
たぶん気に入る作品があると思いますので、
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アラフォー男の異世界通販生活 【原作：朝倉一二三 キャラクターデザイン：やまかわ 作画：うみハル】

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原作：朝倉一二三さん キャラクターデザイン：やまかわさん 作画：うみハルさんの作品『アラフォー男の異世界通販生活』（スクエニ）

フリーでイラストレーターをしていた
アラフォーで独身のケンイチは
東京から地元の田舎にＵターンし、
細々とイラストレーターの仕事をしながら
スローライフを楽しんでいたのですが、
ある日、外に出たところ異世界へと迷い込んでしまうんです。

全く何も装備などを持たないまま
異世界の森の中をさまよい歩いていると、
１体の死体と出会うんです。

その死体には申し訳ない・・・と思いつつも
自分の身を守るために剣や指輪などの装備をもらい受けました。

そして、ここは異世界・・・だと気づき、
ステータスが開くのではないかと、
「ステータスオープン」と唱えてみると、
ケンイチのステータスが表示されたのです。

その中に「シャングリ・ラ」という能力があるのに気づくのですが、
シャングリ・ラという巨大通販サイトしか思い浮かばす、
その能力を使ってみると、
今まで使っていた通販サイトが開いたのです。

ここで、今、手に入れた錆びた剣を買い取りに出してみたところ、
思いもしなかった金額を手にすることに・・・

この金額で必要な道具などを買い揃え
冒険をすることにしたのですが・・・

・・・といった感じで始まる
何でも通信販売できる能力を手にした
アラフォー独身男のファンタジー作品になっています。

この作品なのですが、
ケンイチは別にに魔王などを倒そうとも思っていなく、
この異世界でのんびり暮らすためにどうしようか考え、
通販サイトを利用して、この世界にないものを手に入れて
それを打って商売したりし、
ここでスローラーフすることを決めたんです。

さて、どんな暮らしをしていくのか・・・
ちょっと興味あるので読み続けていきたい・・・
なんて思っています。

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先輩は着替えができない 【著者：えんど】

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えんどさんの作品『先輩は着替えができない』（メディアファクトリー）

会社で仕事の鬼として通っている
敏腕プログラマーの久理原文が
ある日、仕事に遅刻しているので、
近くに住んでいた後輩の金子あやきが
様子を見に行くことになりました。

部屋の前に行き、呼び鈴を鳴らしても出てこないので
管理人に相談しようと思うも、
ドアに鍵がかかっていなく中に入ってみると、
先輩が大股開きで着替えている途中だったのです。

とんでもないところに入ってきてしまったと思うのですが、
先輩が、着替えを手伝ってほしい・・・と言い出したのです。

実は先輩は不器用で着替えるのが苦手で、
いつも妹に手伝ってもらっていたのですけど、
その妹が旅行に行ってしまったので、
自分で着替えられなくて困っていたところに
あやきが現れたのです。

仕方なく手伝うことにしたのですが、
今まで着替えを手伝っていた妹から連絡があり、
「捜さないでください」と・・・

これからの着替えをあきやが手伝うことになったのですけど、
女だと思っていたあきやが男だったと知ってしまうんです。

それでも自分で着替えられない先輩は
あきやに手伝ってもらうのですが・・・

・・・といった感じで描かれる
仕事は完璧なのに着替えができない
ポンコツ女性を描いた作品になっています。

もう、先輩の仕事の時とそれ以外の時とのギャップが
ちがいすぎて可愛いんですよ・・・

恥じらいながら着替えさせてもらっている姿なんか
フェチな人ならハマること間違いなしですので、
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