現実逃避してたらボロボロになった話 【著者：永田カビ】

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永田カビさんの作品『現実逃避してたらボロボロになった話』（イースト・プレス）

『さびしすぎてレズ風俗に行きましたレポ』という
レズビアン風俗のレポ漫画で話題になった永田カビさん。

『一人交換日記』では
その後の私生活などを描いて、
自らの発達障害、摂食障害などを赤裸々に語り
こちらも話題になりました。

この作品なのですが、
さらにその後を描いたコミックエッセイになっています。

『一人交換日記』の２巻の終わりの方から
アイデアなどが浮かばず、仕事がうまいことできず、
現実逃避するようになり、
アルコールの量が増えてきたことも描かれていました。

そのあたりからこの作品は始まるのですけど、
今回も壮絶な闘病生活なども描かれており、
ここまで自分をさらけ出し・・・というか、
自分を見つめ直すために描かれた作品になっています。

今回もかなり重い内容になっているのですけど、
仕事が手につかず、アルコールに逃げると
一歩間違えたらこのような状況になるのだと・・・
語り掛けている感じにも読み取れました。

それにしても自分の私生活を
ここまでさらけ出して書籍化する永田カビさんは
かなり追い込まれているのか、
こうすることで自分を変えようとしているのか、
解らないですけど、
不摂生な生活を送っている人にとっては
考えさせられる作品になっていますので、
興味がある方はチェックしてみてください。

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社畜さんと家出少女 【著者：タツノコッソ】

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タツノコッソさんの作品『社畜さんと家出少女』（芳文社）

残業は当たり前・・・
そんな会社で社畜のように働く成瀬胡桃（ナル）の元へ
１ヶ月前に家で少女の雪村つぐみ（ユキ）が
居候するかたちで一緒に住み始めました。

ナルは仕事中心の生活をしていたため、
家ではグータラな暮らしをしていたため、
部屋はぐちゃぐちゃ・・・
そんな部屋を人が住めるように掃除をし、
ナルが仕事から帰ってくるまで
料理を作りユキが待っている・・・

そんなほのぼのとした
百合系４コマ漫画になっています。

ユキは家でをしているのですけど、
ちゃんと学校にも行っており、
何故、家出したのか・・・
今のところは不明なのですが、
（１巻のラストにちょっとだけ触れられていました）
ちょっと謎を感じるユキの家でと
ナルとの関係も気になるところです。

家出少女と社畜・・・なんて聞いたら
ちょっとダーク系の作品なの？
なんて思えるかもしれませんけど
仲の良い２人のほのぼのとした日常が描かれており、
気軽に読める４コマ漫画になっていますので、
興味ある方はチェックしてみてください。

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