エクスプローラーズ６ 【著者：田丸鴇彦】

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田丸鴇彦さんの作品『エクスプローラーズ６』（少年画報社）

若い頃にエセ占い師に大金をだまし取られた祖父から
「オカルトだけは信用するな！」と
遺言の言葉を残された柴田千尋は
オカルトとは無縁な暮らしをしていました。

そんな千尋は高校に入学し、
寮生活することになったのですが、
自分の部屋へ行ってみると、
頭に三角の白い布をつけた女子生徒が
輪に並べたろうそくの中で何かをつぶやいていました。

実はこの部屋は死人が出た部屋で
降霊術をしている・・・と
オカルト部で先輩の細川桧依が言い出したのです。

こんな部屋で３年間くらすことは辛い・・・と、
部屋を変えてもらうようお願いするも、
他の部屋は埋まっていたので、
ラップ音などするこの部屋で暮らすことになったのです・・・

そしてオカルト部へと誘われ
勢いで入部することになった千尋は
学校だけでなく、様々な場所の怪奇現象を探りに行くのですが・・・

・・・といった感じで描かれる
オカルト作品になっています。

ただし、オカルト・・・といっても、
怖い話ではなく、コメディ作品で、
先輩に振り回されてばかりの千尋が
ちょっと不憫な感じで描かれており、
楽しんで読める作品になっていますので
興味ある方はチェックしてみてください。

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年上お姉さんと恋の壁 【著者：ｍａｋｏ】

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ｍａｋｏさんの作品『年上お姉さんと恋の壁』（芳文社）

末石勇吉が高校２年に進学する時に
昔、近所に住んでいた年上の佐倉亜子が
７年ぶりに近所に帰ってきた・・・というので
挨拶に来ていました。

亜子は勇吉の初恋の人であり、
久しぶりに会って再び好き・・・という気持ちが
ぶり返しました。

でも、亜子にとっては勇吉は
弟みたいな存在でしいかなく、
自分と亜子との思いの差に壁を感じてしまいました。

でも、近所に住んでいるんだから、
何かのきっかけで変わるのかも・・・
なんて思っていました。

そして２年となり始業式に出ると、
新任教師として亜子が紹介されたのです。

年の差・・・という壁だけでなく、
今度は教師と生徒という壁が立ちはだかるのですが、
勇吉の思いは亜子に届くのでしょうか・・・

・・・といった感じで
純情高校生の片思いを描いた４コマ漫画になっています。

体もデカく、柔道部のエース・・・というのに、
恋愛・・・となるとからっきしの勇吉。

見ていて歯がゆいけれども、
ちょっと応援もしたくなる・・・
そんな純情な男子高校生の話ですので、
気になった方はチェックしてみるのもいいかも・・・

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