運びの犬 【著者：清水ヤスヲミ】

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清水ヤスヲミさんの作品『運びの犬』（秋田書店）

一切の痛みを感じない「イヌイ」という男は
ＡＶ女優を専門に目的地まで運ぶ
運び屋をしているんです。

ある日、イヌイの元に依頼されたのは
「１０００年に１度の美少女」と
ＳＮＳで騒がれている森永ココアを
ＡＶにデビューさせるために
ココアの確保と運びの仕事だったのです。

ココアは訳ありの事情でＡＶデビューを決めたのですが、
別の組織などが出てきて
ココアの争奪戦が始まるんです。

果たしてイヌイは無事に
運び屋としての仕事を完了させることができるのか・・・

といった感じで描かれる
サスペンス作品になっています。

イヌイが痛みを感じない・・・ということで、
ちょっとグロテスクなシーンなどもあったりするのですが、
それさえ大丈夫・・・という人は
読みだしたら続きが読みたくなる・・・
そんな作品になると思いますので、
気になった方はチェックしてみてください。

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ジモトがジャパン 【著者：林聖二】

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林聖二さんの作品『ジモトがジャパン』（集英社）

故郷の山形県を離れ
単身で大都会の東京の中学校に
転校してきた安孫子時生は
校門にはいるなり、
「地元ッッドコだぁぁぁ～」と
少年に追い回されるんです。

校庭を走りまわされたあげく、
その少年に地元は山形だと伝えると、
自ら“都道府拳”マスター 日ノ本ジャパンだと
自己紹介をしてきたのです。

なんか怪しい奴だと感じた時生は
その場を離れるのですが、
ジャパンが同じクラスだと知ることに・・・

そして、
転校してきた人物が不良にからまれる・・・という
漫画ではよくある設定で
「田舎者は出ていけ～」と時生もからまれてしまうんです。
大都会の洗礼を受けた時生を助けたのがジャパンで
“都道府拳”で不良を撃退したのです。

・・・といった感じで始まる
“都道府拳”をマスターしたジャパンに
拳法を教えてもらい強くなっていく少年の
ギャグバトル漫画になっています。

知らなかったのですけど、
これってアニメになっている作品だったんですね。

何気に手に取ったのですが、
都道府県それぞれの特徴や特産品をモチーフとした
拳法があるという設定が面白く、
見事にはまってしまいました。

笑えるギャグバトル漫画になっていますので
気になった方はチェックしてみてください。

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