浅海さんと死んでもイキたい。 【著者：うらのりつ】

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うらのりつさんの作品『浅海さんと死んでもイキたい。』（講談社）

人の頼みを断れない性格の安藤一輝は
委員長に選ばれてしまいました。
同じく断れなく、人見知りで大人しい性格の
浅海円も委員長に選ばれてしまいました。

浅海さんはクラスでも人気者なんだけれども、
人見知りをして、なかなかみんなと話をしなく、
そんな浅海さんと話せることで、
一輝は委員長に選ばれてよかったと思っていました。

一緒に委員長として残っている時も
あまり会話がない２人なのですが、
浅海さんがテンションの上がる会話があるんです。

それは・・・「殺人」の話題なんです。

そんなこと考える風には見えないのですが、
「殺人」の話をするときの浅海さんは
普段の口調ではなく、
性格が変わったかのように近づいてきて
ちょっと大胆になるんです。

そのエロスに興奮しつつも、
浅海さんのいいように迫られてしまうんです。

しかし、途中で我にかえって、
いつも以上に恥ずかしがる浅海さん・・・

・・・といった感じで描かれる
微エロ×殺人（妄想）コミックになっています。

殺人の話題をするときの浅海さん・・・
普段の人見知りの浅海さん・・・
このギャップが何ともいえなく萌える・・・
そんな微エロコメディになっていますので
気になった方はチェックしてみてください。

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ヒゲ猫のお宿 【著者：杉作】

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杉作さんの作品『ヒゲ猫のお宿』（日本文芸社）

父親が死に、山奥の温泉宿を継ぐことになった若旦那。

ミュージシャンを目指し、
都会に出ていたため、
温泉宿のことなどは何も知らないため、
いきなり帰ってきて宿を継ぐ・・・と言っても
従業員たちにとっては
本当にできるのか・・・と思われてばかり・・・

実際に働くにしても
何をどうしていいのかわからず、
失敗ばかりしているのですが、
父親が飼っていた猫（チェルシー）が
なんか励ましてくれている感じがし、
少しずつ若旦那としての仕事ができるようになってくるんです。

今まで出来ない・・・と思っていた従業員も
若旦那の頑張り（ドジですが・・・）に
少しずつ協力していき、
さびれた温泉宿を盛り返していく・・・
そんなハートフルな作品になっています。

このチェルシーなのですが、
不細工なのですけど、どことなく愛着があり、
お客さんからも慕われるようになるのですが、
果たして若旦那は立派に宿を継ぐことができるのか・・・
楽しみな作品になっていますので
気になった方はチェックしてみてください。

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