予知視 【著者：滝智次朗】

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滝智次朗さんの作品『予知視』（メディアワークス）

少し先の未来（数秒先）が見える眼を持つ大学生の照彦は
その能力を使い、金も女も手に入れてきました。

この日もとあるゲームのオフ会に参加し、
能力を使い女性をＧＥＴするのですが、
その後、今まで見なかったような未来が見えるんです。

この予知が気になり考え事をしていると
この女性が不振に思ったのか、
ここからちょっと口論となり、
突き飛ばす感じで手を払うと
そこにトラックが走ってきて女性は事故死してしまうんです。

今まで予知が視れていた眼だったのですが、
ここから今まで見たことの無いような予知を知らせたり、
能力を持つ別の人間などが現れ、
さらに事件が起きて大きな渦に巻き込まれていくんです。

もう少しネタバレするなら、
この未来を視れる目は元彼女から譲り受けたもので、
この能力がどんどん照彦を苦しめていくことになる・・・
そんなサイコ系サスペンス作品になっています。

この作品・・・読み始めたら
ノンストップで一気に読んでしまう・・・
引き込まれる世界観で描かれているので、
あまりネタバレはしませんが、
かなりオススメの作品ですので、
気になった方はチェックしてみてください。

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Ｂｏｗｉｎｇ！（ボウイング） 【著者：きゅっきゅぽん】

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きゅっきゅぽんさんの作品『Ｂｏｗｉｎｇ！（ボウイング）』（小学館）

１０歳でヴァイオリンのジュニアコンクールで優勝し、
「天才」として称えられた久保提凛音だったのですが、
幼くして優勝し、目標を失ってしまい、
自分の演奏に行き詰ってしまいます。

人前で演奏することにも恐怖心を覚えるようになった凛音は
都会を離れ、母親の故郷である田舎町に
逃げる感じで転校してしまうんです。

ここで凛音は自分らしさを取り戻そうとするのですが、
音にすごく興味を持つ少年 朝倉てんと出合うんです。

てんは特別な“耳”を持っており、
亡くなった母親の音を探し求めており、
凛音の奏でるヴァイオリンの音色に
興味を惹かれることに・・・

自分の音を見失った少女と特別な耳を持つ少年・・・
２人が出合ったことにより、
新たなハーモニーが生まれる・・・

・・・といった感じの音楽作品になっています。

１話を読んだときにビビッ・・・っと来ました。
（表現が古いかな＾＾；）
ちょっと古い感じがするストーリーなんですけど、
きっと話題になるだろう・・・
そんな雰囲気が漂う作品になっていますので、
今からチェックしておくのもいいかもしれないですよ。

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