絶望集落 【原作：蔵石ユウ 作画：白山一也】

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原作：蔵石ユウさん 作画：白山一也さんの作品『絶望集落』（講談社）

某県の山間にある地方に育った高校生の三沢は
学校帰りに近所のショッピングモールで
ダラダラと過ごすことぐらいしか楽しみはありませんでした。

ある日、三沢の姉が何者かに乱暴される事件が起きるんです。

その犯人に心当たりがある・・・と、
自分で解決しようと同級生で祖父と山で猟をしている鶴田に
銃を借りに行こうとするのです。

実は鶴田と祖父は三沢の姉を保護した人物で、
山で何かが起こっていることを気づき始めるんです。

そして三沢の姉を保護した地域を警察と捜索していると、
車を発見し、その中で１人の男が
無残に死んでいるのを発見することになるんです。

そして共謀な猿のような生物に襲われることに・・・

次第にこの猿のような生物が
人の住む地域へと降りてきて・・・

・・・といった感じで描かれる
パニックホラー系の作品になっています。

かなりグロテスクな描写などもあるのですが、
引き込まれる世界観になっていますので
気になった方はチェックしてみてください。

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カメラ、はじめてもいいですか？ 【著者：しろ】

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しろさんの作品『カメラ、はじめてもいいですか？』（少年画報社）

地味で根暗で胸もでかく猫背気味・・・
自分自身が好きでない池田トミは
成績が悪く近所の高校に行けず、
学校の近くでひとり暮らしをしていました。

ある日、隣に住む女子大生の綿矢チサトから
人物写真を撮るのでモデルになって欲しい・・・と
声をかけられるんです。

勢いに押されてＯＫを出してしまうのですが、
当日、自信が無いから断ろう・・・とするのですが、
ここでも流されてしまい、
一緒に車に乗って出かけることに・・・

車内でなぜ自分をモデルにしたのか聞いてみると、
「可愛いと思ったから」と思わぬ答えが返ってきたのです。

景色のいい撮影現場で写真を撮ってもらっていると、
なんか自分に自信が無い・・・というのが
ちっぽけなように感じたミトは
少しだけ自分に自信がついたように思い、
また、モデルとして誘ってもらうことにしたのです。

・・・といった感じで
自分に自信のない少女がモデルをきっかけに
カメラにも興味を持ちだしたり・・・と
何かきっかけをもらい１歩踏み出そうとする
ほのぼのとした作品になっています。

最初の雰囲気から百合系なのかな？
なんて思ったのですけど、
百合に発展せず・・・ちょっと残念だったのですが、
ストーリーとしては何か元気をもらえる・・・
そんな感じになっていましたので、
気になった方はチェックしてみてください。

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