不倫島 【原作：真中みのり 作画：高山としのり】

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原作：真中みのりさん 作画：高山としのりさんの作品『不倫島』（集英社）

大学時代に軽音サークルで出会った
岡田兼二郎と華は付き合い、
告白し、同棲し、そして結婚することに・・・

兼二郎の稼ぎはそこまで多くなく
同棲時代からの華の節約で
暮らしていけていました。

そんな新婚ホヤホヤの２人に
とんでもない一攫千金の夢をはらんだ
一大イベントの情報が入ってきたのです。

とある無人島で１０組の夫婦が
１ヵ月のサバイバルを行い
最後まで残った１組に１０億円が贈られる・・・という
とんでもないイベントだったのです。

サバイバルの経験もないのですが、
もしかして１０億をてにいれられるのではないか・・・と
参加するのですが、
無人島についてから明かされた追加ルールには、
もし、パートナーが離脱することになっても、
３日以内に他の夫婦からパートナーを奪えば
この２人が新たな夫婦となり続行できるだけでなく、
相手から奪ったことにより１億円が貰える・・・という
とんでもない追加ルールだったのです。

兼二郎と華は新婚でラブラブなため、
相手夫婦からパートナーを奪うことなんてないだろう・・・
なんて思っていたのですが、
夫婦の絆よりもお金を取る人物が現れたのです。

このことによりパートナーを奪い合うことも加わった
サバイバルゲームを描いた作品になっています。

このサバイバルに参加した夫婦は
かなり独特な夫婦だったりし、
本当に愛情が欲しくて・・・お金が欲しくて・・・
とんでもない展開が待ち受けています。

新婚ホヤホヤの２人が無事に
生き残ることができるのか・・・
ちょっと胸糞わるい展開などもあるのですけど、
引き込まれるストーリーになっていますので
興味ある方はチェックしてみてください。

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妖精のおきゃくさま 【著者：脇田茜】

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脇田茜さんの作品『妖精のおきゃくさま』（双葉社）

洋裁業を営む藤野景子は
街中からちょっと離れた静かな場所に店を構え
来られる人に合わせてオーダーメイドの服を作っていました。

仕事に追われ、
なかなか睡眠時間がとれず無理がたたったのか
あさがおが中に浮いている白昼夢をみたのです。

しかし、それは白昼夢・・・ではなく、
小さな妖精があさがおの花をもって
景子の前に現れ、
この花でドレスを作ってほしいと言ってきたのです。

小さなおきゃくさまに喜んでもらおうと、
妖精が持ってきたあさがおでドレスを作って着てもらうと
喜んで飛んで行ったのです。

でも、朝顔は夜になるとしぼんでしまい、
妖精は泣きながら戻ってきたのですが、
そんなしぼんだあさがおの花をも景子は
新たなドレスに仕立て上げたのです。

その後、ちゃんとした生地で妖精の服をつくるのですが、
他の妖精たちにも気に入ってもらえ、
最初にドレスを作ってもらった妖精（ヒメ）は
景子の手伝いを始めるんです。

・・・といった感じで描かれる
妖精と服職人との心温まる物語になっています。

１巻完結の作品なのですが、
綺麗にまとまっており
「このマンガがすごい！」のオンナ編に
ランキングされるのではないか・・・なんて思っています。

それぐらい良作ですので
興味ある方はチェックしてみてください。

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