姫ヶ崎櫻子は今日も不憫可愛い 【著者：安田剛助】

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安田剛助さんの作品『姫ヶ崎櫻子は今日も不憫可愛い』（メディアファクトリー）

姫ヶ崎櫻子は高校生になっても
幼馴染の三森夏樹を毎朝起こしに行くほど
夏樹のことが好きなのですが、
入学早々、一緒に登校している時に
目の前を歩いていた美少女 榊雪菜に
夏樹の心が奪われたのを見てしまったのです。

目の前に美少女（自称）の幼馴染がいて、
毎日、起こしにきてもらっているのに・・・
どれだけ尽くしているかわかっているの？
なんてことを女友達に愚痴っていました。

確かに櫻子は見た目は美少女なんですが、
ちょっと残念・・・というか、
ポンコツな一面もあったりするのですけど、
それを自分ではなかなか認めず
ちょっと頑固な部分ももっていたりするんです。

それでも夏樹に振り向いてもらいたくて、
毎回、毎回、ちょっかいを出すのですけど、
夏樹の心は一目ぼれしてしまった雪菜の方に向いたまま・・・

ひょんなことから夏樹と雪菜が一緒に暮らすことになるのですけど、
ラッキーハプニングなどがあったりすると
同じようなことをして夏樹を挑発する櫻子・・・

ちょっと残念で不憫なヒロインなのですが、
そこを面白いかしく・・・そして可愛く描いた
ラブコメ作品になっています。

何かと雪菜に張り合う櫻子の焼きもち感が
本当に可愛く描かれていますので
気になった方はチェックしてみてください。

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午前４時の白パン 【著者：木村いこ】

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木村いこさんの作品『午前４時の白パン』（ぶんか社）

あなたには「何かこだわりの食べ物」ってありますか？

多分、誰にでもこの料理や食べ物は
ここのお店のでないと・・・この味でないと・・・
なんてのがあると思います。

この作品なのですが、
別に高価な料理ではないのですが、
その人がこだわっている料理などを描いた
ほのぼのとしたグルメ作品になっています。

心温まる話があったり、
人情系の話があったり・・・
木村いこさんの描く
柔らかいタッチの絵がとても話にマッチしており、
引き込まれる・・・そんな内容になっています。

この作品を読んだら
自分は何の食べ物にこだわっているだろう・・・
なんて考え込んでしまうかも・・・

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