黄昏ヘンテコ奇譚 【著者：兎屋まめ】

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兎屋まめさんの作品『黄昏ヘンテコ奇譚』（朝日新聞出版）

中学２年の時に転校してきた見白くんは
クラスメイトの灰谷くんと友達になるのですが、
２人でいる放課後に奇妙なことがよく起きるんです。

たぬきが化けたポストが現れたり、
小さな鬼がついて歩いてきたり、
不思議な体験ばかりするようになります。

どうやら見白くんがバケモノに
好かれるタイプの人間で、
それを灰谷くんが助けている感じなんです。

・・・といった感じで描かれる
ちょっと不思議なホラー作品になっています。

めちゃめちゃ怖いホラーではないのですが、
描写などがグロテスクなのもあったりと、
本格的なホラー好きの人も、
ちょっと不思議な話が好きな人も
楽しめるようなホラー作品になっていますので
興味ある方はチェックしててみてください。

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パトラスでニューゲーム！ 【作画：明方いるか 監修・協力：日本アニメーション】

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作画：明方いるかさん 監修・協力：日本アニメーションの作品『パトラスでニューゲーム！』（秋田書店）

子供の頃、貧乏でゲーム機を
買ってもらえなかった寺田おさむ（２８歳）は
ゴミ捨て場に落ちていた「コトリス」という
落ちゲーをこれでもか・・・というほど遊んでいました。

そして大人になり、
何でも買える・・・と思っていたのですが、
稼いだお金の半分は生活費で、残ったお金もあるのですが、
ブラック企業で働いていたため、使う時間がなく、
そのまま過労死してしまうんです。

１００人に１人・・・と言われた
天才プロゲーマーの北村しゅん（１７歳）は
どんなジャンルのゲームもプロ級だったのですけど、
ゲームをしながら歩いている時に
車に轢かれて死んでしまうんです。

死んだ２人は神様により、
ゲームが上手い者ほど得をする世界（異世界）へ
転生することに・・・

転生した先ではラスカルとパトラッシュになっており、
本当に食べ物を手に入れるのも
ゲームで勝たなければならない世界だったのです。

そんな世界で２人はゲームの腕だけで
生きていくことができるのか・・・

・・・といった感じで描かれる
異世界コメディ作品になっています。

２人の共通点はお互いに友達がいなかったのですが、
ゲームを通じてお互いを理解し、
この世界で暮らしていくのですけど、
見た目がラスカルとパトラッシュ・・・ということで、
なんかほのぼのとした感じに描かれているんです。

癒し系の作品としても、ゲーム漫画としても、
どちらでも楽しめるような作品になっていますので
興味ある方はチェックしてみてください。

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