若気の至りまくり、夏。 【著者：葉月京】

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葉月京さんの作品『若気の至りまくり、夏。』（秋田書店）

葬儀屋で働くことになった海野虹渡は
２年前の夏に海で出会った謎のお姉さんと
１度だけ関係を持ったことが忘れられず、
ずっと悶々とした日々を過ごしてきました。

そして再び夏がやってきたある日、
虹渡が働く葬儀屋に１度だけ関係をもったお姉さんが
夫と共に父親の葬儀でやってきたのです。

思いがけぬ再会をした２人・・・
あの夏の思い出が蘇るのですが、
魚々子は人妻なのでどうすることもできないのですけど、
夫がいけ好かない男だったのです。

葬儀が終わった後、
仏壇のことで葬儀屋に連絡があり、
虹渡も魚々子夫婦の元へ訪れるのですが、
ここで葬儀当日に虹渡と魚々子が話していたことに
夫が疑いをもちはじめるんです。

実際は夫は話の内容などは知らなかったので
虹渡にカマをかけるように質問し、
直接なことは話さなかったのですけど、
以前に２人が何か関係あったということを気づくんです。

・・・といった感じで
１度だけ関係をもった虹渡と魚々子とその夫との
妙な関係を描いたリビドーダダ漏れの
ラブコメディになっています。

葉月京さんらしい背徳感ある作品で、
虹渡は魚々子だけでなく、
元カノのことも引きずっていたりして、
どのような話の展開になるのか
全く予想できないラブコメになっていますので
興味ある方はチェックしてみてください。

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いいんちょと不良くん 【著者：伊勢まるの】

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伊勢まるのさんの作品『いいんちょと不良くん』（KADOKAWA）

見た目から委員長に選ばれてしまった初瀬桜なのですが、
実はおバカさんなんです・・・

そんな桜に勉強を教えてくれ・・・とやってきたのは
見た目が不良でクラスのみんなに怖がられている篠倉樹。

もちろん、問題がわかるわけでもなく、
困った顔で「わからない・・・」と伝えると、
篠倉はその場を後にするのですが、
実は篠倉は勉強がすごくできて
問題がわからない委員長の困り顔が可愛くて
見たかっただけなのです。

・・・といった感じで
見た目だけで委員長に選ばれたおバカな女の子と
見た目は不良だけれども優等生の男の子との
すれ違いの心模様などを描いた
ラブコメ作品になっています。

篠倉は委員長のことが好きで
やたら話しかけてくるのですが、
勉強のことに関しては全く答えられなく、
なかなか恋愛に発展しなく
見ているとじれったいのですが、
そういった話が好きな人にはハマると思いますので
興味ある方はチェックしてみてください。

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