週末芸人 【著者：久保田之都】

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久保田之都さんの作品『週末芸人』（講談社）

お笑いの世界を目指し、
養成所で出会った渋谷と高峰は
コンビを組んで漫才をすることに・・・

賞レースなども勝ち進めるようになってきて
名前も覚えてもらえるようになってきたのですが、
身内に不幸があり、不安定な収入の芸人を諦め
社会人として働くことにした渋谷。

社会人として２年が経った頃に
元相方である高峰から連絡を受けるんです。

高峰はユーチューバーや脚本家などの仕事を
掛け持ちしていたのですが、
アマチュアでも出れるようなお笑いライブを主催し、
２人で再び舞台に戻らないか・・・と誘ってきたのです。

お笑いは方手間で出来るもんじゃない・・・と
信念を持っていた渋谷だったのですが、
本心はお笑いをやりたがっていたようで、
高峰の誘いにのることに・・・

・・・といった感じで
平日は社会人、週末はお笑い芸人・・・と
２つの草鞋を履くサラリーマン芸人を描いた
ヒューマンストーリーになっています。

実際にお笑いの養成所に通ったとしても、
本当にお笑いで食べていくことができる人って
ほんの一握りしかいないでしょう。

本当に売れるまではバイトと芸人を掛け持ち・・・
なんてことはよく聞くことで・・・

この作品・・・映像化しそうな作品ですので
今からチェックしておくのもいいかもしれないですよ。

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