餓天使 【著者：石川り～ち】

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石川り～ちさんの作品『餓天使』（小学館）

謎のテロ組織により
全世界に生物兵器「餓天使」が解き放たれ、
世界中がパニックに・・・

普通に学園生活を送っていた聖オリビア学園にも
「餓天使」が現れ、生徒たちを食べていくんです。

宝田飛色は好きな女の子 十野聖華を
餓天使から守るために行動するのですが、
追い詰められるんです。
そんな時に屋上から降ろされた綱により
２人は助かるんです。

屋上に立てこもった生徒たちの元に
ヘリコプターが現れ、何かを落としていったのです。

それは・・・餓天使撃退キットで
その薬品を飲むと餓天使と戦う力を得ると書かれていたのですが、
そんな時に餓天使が襲ってきたのです。

１人の生徒がこの薬を飲むと、
人間の姿から悪魔の姿に変身し、
餓天使をやっつけることができたんです・・・
でも、その生徒は副作用により死んでしまったんです。

餓天使をやっつける力を手に入れる代わりに死・・・

究極な選択を描いた
パニックホラー作品になっています。

餓天使が襲ってくるたびに
誰かをだまし、誰かを頼り、
餓天使撃退キットを使わせようとする
人間の嫌な部分なども描かれているのですけど、
どのような結末をむかえるのか・・・
すごく興味あるストーリーになっていますので
気になる方はチェックしてみてください。

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１００日間おなじ商品を買い続けることでコンビニ店員からあだ名をつけられるか。 ビスコをめぐるあたたかで小さな物語 【著者：与謝野】

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与謝野さんの作品『１００日間おなじ商品を買い続けることでコンビニ店員からあだ名をつけられるか。 ビスコをめぐるあたたかで小さな物語』（光文社）

この書籍なのですが、
タイトルにあるように
同じお店で同じ商品を買い続けると
あだ名をつけられるのか・・・というのを
実際に実験したことを綴ったものです。

多分、サービス業をされている方ならわかると思いますが、
常連のお客さんなどで、
ちょっと変わった風貌や癖のある人に
あだ名をつける・・・ってことがありますよね。

もちろん、大々的に公表するのではなく、
ごく特定の店員だけで盛り上がるだけですが＾＾；

この書籍では、自らそうなるのか試しており、
面白い実験的な内容になっていて、
個人的には楽しく読むことができました。

毎日、こんなくだらないことを続ける精神がすごく、
（本人はいたって真剣ですが・・・）
それを毎日綴る根性も・・・

この書籍は読む人を選ぶと思うのですけど、
じわじわと笑える・・・そんな書籍ですので、
興味ある方は読んでみてください。

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