キルアオ 【著者：藤巻忠俊】

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藤巻忠俊さんの作品『キルアオ』（集英社）

子供の頃に組織に拾われ、
殺しとしての技術を教え込まれた大狼十三（３９歳）は
伝説の殺し屋とまで呼ばれるようになっていました。

この日もとある組織の壊滅のため動いていたのですが、
そこで奇妙な蜂の巣のようなものを見つけ引き上げたのですが、
その蜂がどこかに紛れ込んでいて刺されてしまい、
意識を失ってしまうんです。

次に目を覚ました時には元妻がいる組織の研究室で、
自分が中学生の姿になっているのを知るんです。

中学生になってしまった十三は
この身体では仕事ができない・・・と悩むのですが、
ボスから娘を通わせようと思っている私立の中学校の
内部調査をしておいて欲しいと頼まれるんです。

大人に戻る方法は組織に任せておき、
それまで中学生として通うことになる
伝説の殺し屋を描いたコメディ作品になっています。

十三なのですが、小学校しか行ってなく、
今更、勉強なんて・・・と思うのですが、
思っている以上に勉強が楽しく、
中学生活を満喫するのですが、
学校やクラスメイトに起こる様々なことに巻き込まれ、
それをバレないように
殺し屋の能力を活かして解決していく
学園コメディとして楽しめる作品ですので
気になった方はチェックしてみてください。

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