青の母 【著者：茂木清香】

茂木清香さんの作品『青の母』（双葉社）

七瀬絲子（ヒロイン）は子供の頃、
踏切での心中自殺で母親に殺されかけるのですが、
絲子は自力で踏切の外に出て足だけの怪我ですんだのですが、
母親は即死したのですが、その死に顔は笑っていたのを目にし、
そして気を失いました。

この幼い体験がトラウマになり、
絲子は一切笑うことができずにいるのを
幼馴染の生方冬弥がそばで支えにより、
絲子は少しずつ心を開くようになり、
成長した二人は結婚することに・・・

絲子は嫁ぐために、冬弥の故郷である水籠村を訪れ
結婚前夜に屋敷の中で自分にそっくりな人形を見つけました。

ここの村のしきたりで、
村の男は花嫁になる女の人形を作り、
人形供養をする儀式に使うことになっていました。

そして結婚式当日・・・絲子と冬弥は結ばれ、
この人形を焼き払い儀式が始まるのですが、
この時に事件が起きます・・・

・・・ネタバレはこのぐらいにしておきます＾＾；

この作品なのですが、ホラー要素が強く、
かなりひきつけられるようなストーリーになっていて、
全４巻なのですが、一気によんでしまうほど、
続きが気になる展開になっていました。

ジャパニーズホラー作品らしい展開で、
こういった作品が好きな人は絶対にハマると思います。

気になった方がおられたら、
あとは自分の目で続きを確かめてください。

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