- 2016⁄09⁄01(Thu)
- 15:03
「マンガは面白ければいいんだ 面白いものは連載される当たり前だ」(『BAKUMAN。』より)

原作:大場つぐみ 作画:小畑健さんの作品
『
「マンガは面白ければいいんだ 面白いものは連載される当たり前だ」
中学生の真城最高と高木秋人とがコンビを組み、
漫画家を目指し、初めて原稿を仕上げ、
集英社の週刊少年ジャンプに持ち込みました。
担当の服部は読んでいる間は、あまり表情を表に出さず、
二人は不安に思っていたのですが、
初めての作品にしてはよく出来ていると褒め、名刺を渡し、
次の作品を期待していると告げました。
次回作として「一億分の」を原稿にしあげ、
再び持ち込むと、手塚賞にまわしてみると言われます。
しかし「一億分の」は最終選考までのこるものの、
賞には選ばれることはありませんでしたが、
次の打ち合わせに集英社へ行ってみると、
編集部で打ち合わせすることになり、
そこで連載になるにはどのようにすればいいのか話している時に、
佐々木編集長が言ったセリフです。
このセリフは漫画家にとって、
とてつもないほどの重さに感じるでしょうね。
面白ければ連載、そうでないものはダメ・・・ともとれるのですけど、
個人的にこれって納得出来ない部分もあるんですよね。
『BAKUMAN。』の中でも語られているのですが、
週刊少年ジャンプではアンケートを取れないものは打ち切りになるので、
最初から全力で話をもっていかなければならないんですよね。
読み切りなど1話完結の話なら
「マンガは面白ければいいんだ 面白いものは連載される当たり前だ」
というセリフはいいと思うんですけど、
連載ともなると、もう少し長い目で見て欲しいかと・・・
結構、面白いと思ったものが打ち切りになるというのは
読んでる側からも寂しい思いをしてしまうので・・・
・・・とはいっても、次から次へと漫画家が育ってくるのだから、
打ち切りというシステムも必要なのはわかっているので、
雑誌ではなくWebなどでキリの良いところまで
連載できるようにすれば、
漫画家さんも納得して描くことができると思うんですよね。
ちょっと話がそれましたが、
この佐々木編集長の言葉は個人的に好きなことばでもあり、
漫画家にとってとてつもなく大きな言葉ではないでしょうかね。
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