ちこたん、こわれる 【著者：今井ユウ】

今井ユウさんの作品『ちこたん、こわれる』（講談社）

高校１年の桜坂亮平（主人公）は声フェチで、
普段だれともしゃべらないクラスメイトの宮原チコ（ヒロイン）の声を
偶然に聞き、その声が好きになってしまいました。

チコなんですけど、すごくドジで週に３度は死にかけているんです。
人を巻き込まないように普段から喋らないようにしていたのですが、
亮平がチコの声をきいてから惚れてしまい、
どじなチコを守ると約束した矢先に、
転落して血を流し川へ転落してしまいます・・・

そして翌日、チコは何事もなかったように
再び学校に現れ、亮平は混乱してしまうのですが、
そんな亮平にチコは自分のことを話しだしました。

学校に通っているチコは本人を完全に複製した
遠隔操作型ロボット「ドローン」で
ドジが原因で引き込みリになっていたチコ本人が
自宅から遠隔操作しているものだったのです。

普通の生活がしてみたいというチコの願いを叶えるために、
亮平はドローンのチコを守ること約束するのですが・・・

この作品なのですが、
今井ユウさんの前作『イモリ２０１』と同じ感じで
男性の心理を妙にくすぐる感じのチラリズムというかフェチをついており、
モロなエロ漫画よりもエロティックに感じる作品になっています。

こういったエロ要素はあるものの、
普通の漫画なので、モロなエロを期待している人には
もとたりないのですが、
チラリズム的なちょいエロが好きな人には
ツボだと思う作品ですので、
気になった方はチェックしてみてください。

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