キマイラの爪痕 【原案：村田屋 作画：上西淳二】

原案：村田屋さん 作画：上西淳二さんの作品
『キマイラの爪痕』（講談社）

兄の信太郎から連絡が取れなくなったと
両親から様子を見てくれとたのまれた
弟の稲葉修治（主人公）は
兄の住むマンションへとやってきました。

そこには兄の姿はなく、
檻に入った猿のような生き物がいるだけでした。
兄の行方の手がかりに・・・と部屋にあったパソコンだけを
持ち帰ろうとしたときに、
マンションの管理会社の人間から、ここはペット禁止だといわれ、
猿のような生き物も連れて帰ることに・・・

ある日、修治が自分の部屋に帰ってみると、
猿のような生き物の姿がなく、
ベッドの中では犬の死骸が転がっており、
窓から猿のような生き物がカラスを加えて入ってき、
修治に襲いかかろうとしたのですが・・・
そのまま寝てしまいました。

兄の部屋から持ち帰ったパソコンで
兄のことを調べていると、謎のオンラインゲームに繋がり、
そこで知り合った人物から猿のような生き物のことをしらされ、
その生き物が「ラバナス」という存在ということをしりました。

ゲームで知り合った人物と会って、
猿のようなラバナスのことをもっと聞き出そうするのですが、
相手が飼っているラバナスと猿みたいなラバナスと対戦することに・・・

このラバナスとは対戦した相手などを食すると、
その生物の遺伝子を取り込み高次元のラバナスへと進化していくんです。

ラバナスを戦わせ、最強のラバナスへと進化させていく・・・
そんな禁断の戦い、サバイバルバトルゲームを描いた作品です。

この作品なのですが、
生物の遺伝子を取り込み強くなる・・・という、
なんかゲームによくありそうな設定で、
先の展開がすごく気になる作品です。

未知の生物を描くことになるだろうと想像しながら、
どのようになるのか楽しみながら読める作品ですので、
気になった方は読んでみてください。

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