うらたろう 【著者：中山敦支】

中山敦支さんの作品『うらたろう』（集英社）

舞台は戦国で「平氏」が「源氏」に逆転勝利をした
実際とは異なるパラレルな鎌倉時代で、
不治の病に侵された少女の平千代は
お付のジイと不老不死といわれる鬼神様に
会うために旅をしていました。

そんな時、妖魔に襲われ
逃げているうちに不老不死の鬼神と呼ばれる
温羅太郎（うらたろう）と出会います。

ジイは千代を守るために妖魔と戦い敗れてしまうのですが、
死に際に千代を助けて欲しいとうらたろうに願い、
うらたろうは妖魔をやっつけることに・・・

その後にジイの魂だけは復活し、
うらたろうは千代の不治の病が呪いだということを知ります。

ここから不老不死のうらたろうと、
不治の病（呪い）の平千代との旅がはじまります。

妖魔系バトルを中心に描かれている作品なのですが、
設定もしっかりしていて
いろいろな妖魔が登場しそうな雰囲気がただよい、
楽しめる作品となっていますので、
気になった方は読んでみてください。

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