食糧人類 －Starving Anonymous－ 【原案：水谷健吾 原作：蔵石ユウ 作画：イナベカズ】

原作：蔵石ユウさん 作画：イナベカズさんの作品
『食糧人類 －Starving Anonymous－』（講談社）

３月なのに異常な暑さを記録している日本・・・
だけでなく、地球全体が異常温暖化に見舞われている現代・・・

そんなある日、高校生の伊江は友人のカズと帰宅しようと
バスに乗るのですが、そのバスの中が異様なことに気づくのですが、
催涙ガスにより眠らされ拉致されてしまいます。

そして気づいた時には、
まわりに同じように眠らされて連れてこられた人間がたくさんいるだけでなく、
そこにはちょっと太った人間が冷凍され、
真っ二つに切られている風景を目にしました。

そこで目を覚ましたのは伊江だけで、
伊江は別の場所へと移動させられ、
強制的に何かの液体をのまされている人間たちを目にしました。

ここには友人のカズも連れてこられていて、
すでに液体を飲まされており、
伊江にも飲むようにすすめてきたのですが、
後ろから別の人間に止められ伊江は飲まずにすみました。

伊江を止めた人間は山引と名乗り、
この異様な場所から脱出する計画をたてていたんです。

・・・といった感じで人間を食糧として生産する
この施設から脱出するというサバイバルホラー作品になっています。

原作：蔵石ユウさん、作画：イナベカズさんと言えば、
前作の『アポカリプスの砦』で
不死のバイオホラー系の作品を描かれていたのですが、
この作品に負けずと劣らずの展開になっています。

『アポカリプスの砦』の世界観が好きだった人はもちろん、
脱出系のホラーが好きな人にはたまらないストーリーになっていますので、
気になった方は読んでみてください。

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