時計じかけの姉 【著者：いけだたかし】

いけだたかしさんの作品『時計じかけの姉』（幻冬舎）

この作品なのですが、
半分以上シャッターが降りた
寂れた商店街の時計屋で働いている時計技師の晶は
１０年前に死んでしまった弟の水（ミナト）を
模して作られたミナトと一緒に暮らしています。

姉は時計修理という仕事をしているのですが、
ミナトは部屋に男性を連れ込み男娼をしているんです。
（晶はミナトの行動を隠しカメラで見ていたり・・・）

ミナトは晶の思い出の記憶のままに作られたロボットで、
晶の欲求をうめるような存在になっています。

そんなちょっと訳ありの姉弟？を
幼なじみで晶に恋する電気屋のツグジは
まともな道へと導こうとするのですが・・・

『３４歳無職さん』などの
今までのいけださんの作品とは少し違って、
ちょっとエロティックな作品となっています。

巻末のコメントでは
「もっと！！勉強をして！！更にエロく！！」
などと言っておられているので
どこまでエロく描かれるのか楽しみです＾＾；

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