真夜中のＸ儀典 【原作：山口ミコト 作画：馬鈴薯】

原作：ト山口ミコトさん 作画：馬鈴薯さんの作品
『真夜中のＸ儀典』（メディアワークス）

女なんて大嫌い・・・
ニートの姉をもつ高校生の神谷浩樹は
「女のほうが得だ」と常々思っていました。

「ニート姉観察日記」なるブログを立ち上げ
毎日のように書き込みをしていると、
他人の体に入れるという謎のサイトから書き込みがあり、
詐欺なのかウイルスなのかわからないけれども
そのサイトにアクセスすることに・・・

すると“魂と肉体の交換”という儀式をおこなうと
２時間だけ魂が入れ替わることを知り、
嘘だと思いつつもその儀式を試してみました。

すると、目の前に８つの扉が現れ
その１つに入ってみると、
アイドルグループのセンターで活躍している御厨三九二と
魂が入れ替わることに・・・

そして２時間経過し、元の自分へと戻ったのですが、
浩樹に待ち受けていたのは姉が殺害され、
凶器を自分が握りしめている状況だったんです。

姉を殺したのはこの儀式に参加した８人なのですが、
その犯人を探しだすために浩樹は動き出すんです。

・・・かなり手の込んだサスペンス作品なのですけど、
儀式に参加したのはクセのある人物ばかりで、
謎が謎を呼ぶ展開が待ち受けていました。

４巻で完結しているのですが、
映画化しても面白いのではないか・・・というぐらい
きっちりと話が作られているので、
サスペンス好きの人は読んでみてください。

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