ランカーズ・ハイ 【著者：中島諒】

中島諒さんの作品『ランカーズ・ハイ』（講談社）

イケメンで、頭の回転も早く、自信満々で度胸もあり、
そしてケンカも強い・・・
高校生の渕上竜也の元に
闇の格闘イベントを開催している「ＭＡＤ」の御堂康平という男が現れ、
父親が残した借金５億円のことで話がある・・・
と連れてこられた場所はなんと国会議事堂。

ここでは真夜中に
武器さえ使わなければ
金的、目潰し、噛みつき・・・
なんでもありの闇の格闘技が行われており、
借金の肩代わりとして
竜也はここで戦うことになってしまったんです。

ただ、ここにランキングされている上位の格闘技者は
ボクシング界、プロレス界などで有名だった者ばかり・・・

高校生でケンカが強いだけの竜也は
持ち前の頭脳を使い、
どこまで勝ち上がることが出来るのか・・・

ちょっと異色の格闘バトル漫画なんですけど、
竜也が得意とするのは格闘ではなく、
言葉を巧みに操り心理戦に持ち込み、
相手を騙して不意打ちのようなのを食らわすという、
ちょっと卑怯？な戦い方なんですよね。

ガチの格闘もいいのですが、
こういった心理戦ありの格闘バトル漫画も
結構楽しく読めますよ。

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