- 2017⁄08⁄03(Thu)
- 22:03
アマネ・ギムナジウム 【著者:古屋兎丸】

古屋兎丸さんの作品『
祖母が残した古い一軒家に住みながら
地味な派遣社員として働く宮方天音は
会社では言えない趣味をもっていました。
中学生くらいのときに
ドイツの全寮制の学校ギムナジウムを舞台に描かれた
萩尾望都さんの『
感銘を受け、そこから自分だけのギムナジウムを作ろうと
派遣社員をしながら人形を作っているんです。
自分で展示会なども開くのですが、
人は来るもののなかなか人形は売れず・・・
そんなある日、ご贔屓にしていた人形の画材店が閉店するのを知り、
店主の西園寺徳一から50年前の粘土を貰い受け、
3ヵ月後の展覧会に作ろうとしていた人形7体を作ることにしました。
派遣の仕事をしながら人形作りに追われる毎日なのですが、
天音は充実した日々を送りながら
展示会を開くことができました。
そして人形を部屋に持ち帰り並べて
ベッドに横になっている時に
画材屋の店主の西園寺から粘土をもらった時に言われた
秘密を思い出しました。
この粘土には摩耗がかけられているらしく
で人形を作ってからキスをすると美しい光を放つ・・・と・・・
本当なのかどうかわからないが、
恥ずかしながらも7体の人形にキスをすると、
人形たちは光を放ち動き出し、
天音を母として慕うようになりました。
天音は古びた一軒家の2階を改造し、
人形たちの部屋にして自由に使うことにするのですが、
自分もその世界に入ってしまったんです・・・
・・・といった感じで描かれる
不思議な人形を作ったOLの話になっています。
古屋兎丸さんの作品らしく、
不思議な世界観で描かれてており、
どういった展開になるのか全く読めませんので、
古屋さんファンの人は絶対に読むべき作品かも・・・
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- 古屋兎丸講談社人形