愚かな天使は悪魔と踊る 【著者：アスマサワヨシ】

アスマサワヨシさんの作品『愚かな天使は悪魔と踊る』（メディアワークス）

魔界の悪魔が堕落してしまって
天界の天使からの攻勢をかけられており、
それをなんとか防ごうと
人間界からカリスマ性をもつアイドルを連れて来て、
悪魔にやる気をださそう・・・とするため、
阿久津雅虎が人間界へと降り立ちました。

雅虎は転入生として高校へはいり、
転入そうそうに輝かしいカリスマ性をもつ
美少女の天音リリーと出会います。

偶然に一緒にかえることになった雅虎とリリーなのですが、
道を渡ろうとしたリリーにトラックが突っ込んでき、
それをかばった雅虎はリリーに人間ではないことがバレてしまい、
自分が悪魔だと告げて、協力を求めました。

するとリリーは「私なんかでいいの？」と鎖で雅虎を拘束し、
自分が天使であることを告白します。
リリーは人間界に降りてきた悪魔を狩るためにやってきていて、
雅虎は捕獲され天使の烙印（刺青）を入れられてしまいます。

人間界で屈辱を味わった雅虎は
自分自身の身を守るため、同じ仲間を守るため、
リリーを堕天させようとします。

一方、リリーは悪魔の力を持つ雅虎を狩るのではなく、
更生させようとしていくのですが・・・

・・・といった感じで
天使と悪魔とがそれぞれの思いを抱きつつ
ハラグロなバトル？ラブコメ？で描かれる作品になっています。

絵はすごく可愛いのですが、ちょっと表現がエロく、
読んでいてかなり面白い作品になっています。

雅虎とリリーだけでなく、
そのクラスメイトにも個性的なキャラなどもいて、
注目していきたい作品ですので、
気になった方は読んでみてください。

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