- 2017⁄10⁄01(Sun)
- 22:02
悪魔を憐れむ歌 【著者:梶本レイカ】

梶本レイカさんの作品『
北海道警察の刑事の阿久津亮平は
8年前に起こった人の体を逆関節をきめ折りたたんだ・・・
という「箱折連続殺人事件」といわれる猟奇殺人を追っていました。
この事件はすでに終わった事件かのように扱われているのですが、
阿久津亮平だけは周囲の呆れ顔をよそに熱心に捜査しているんです。
実は犯人が同期の警察官のカガミに向けられ
この警察官は長期間の拘束により精神崩壊してしまったんです。
そんなカガミの無念をはらすために捜査を続けていたんです。
8年も経ち、すでに忘れ去れかけている事件なのですが、
殺されてしまった人間の写真から異質な部分を見つけ、
それに詳しい専門の咽喉科医の四鐘彰久の協力をえることになりました。
ここから今まで止まっていた「箱折事件」が
再び動き出すことに・・・
・・・といった感じで繰り広げられるサスペンス作品になっています。
かなり絵に特徴があり、描写もグロテスクな部分もあるのですけど、
読み始めたらそんなのが気にならないくらい
この世界観に引きずり込まれてしまいました。
警察の隠蔽体質の闇、必要以上に記事にしたがるマスコミ、謎の多い医師、
その他にも外国からこの事件に興味をもつ人物が現れたり・・・と、
まったく先が読めない作品になっており、
かなり面白い作品になっていますので、
気になった方は読んでみてください。
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- 梶本レイカ新潮社サスペンス