下町銭湯家族 【著者：大島永遠 茶柱渋吉】

大島永遠さん 茶柱渋吉さんの作品
『下町銭湯家族』（少年画報社）

ツアーコンダクターを目指し就職したものの
解雇されてしまった小倉絹は
実家の銭湯「おぐら湯」を手伝いながら
再就職を探そう・・・と思っていました。

そんなある日、母親から
実家の銭湯が経営難で閉店しようと思っていることを告げられます。

絹がツアーコンダクターになったのは
寂れかけた商店街や「おぐら湯」に
たくさんの観光客を案内したい・・・という夢があったのですけど、
それ以上に生まれ育った「おぐら湯」を閉店したくないと思い、
銭湯再生すると両親に言い出しました。

寂れた下町にある銭湯を再生できるのか・・・
といった人情系の作品になっています。

この作品・・・最初に見た時には
銭湯＋女性・・・ってことでちょっとエロ系の作品なのでは？
なんて思って読んでみたのですけど、
ガチの人情系の作品で、心温まる部分が多く、
期待は裏切られた？のですが、
いい作品に出会えた・・・って気分になりました。

絹はいろいろとお客さんを呼ぶためにするのですが、
逆に常連である年配のお客さんが来なくなったりして、
常連さんも新規のお客さんも喜んでもらえる銭湯に
どうすればなるのか・・・気になってしまいました。

一人で頑張ろうとする絹を応援したくなる・・・
そんな作品になっていますので、
気になった方はチェックしてみてください。

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