サヨナラさんかく 【著者：帯屋ミドリ】

帯屋ミドリさんの作品『サヨナラさんかく』（ＬＩＮＥ）

小学生の陸（男の子）、唯奈（女の子）、奏馬（男の子）
の３人は幼馴染でいつも一緒に遊んでいました。

小学校、中学校、そして高校生になった３人は
この関係がいつまでも続くと思っていたのですが、
ある日、奏馬が陸に対して
唯奈に告白すると言い出しました。

陸は奏馬が唯奈のことを好きだというのを
薄々感じていたらしく、
ついにこの日がくるのか・・・と思っていました。

そして奏馬は唯奈に告白するのですが、
実は唯奈は陸のことが好きで、
陸と密かに付き合っていたと奏馬に告げました。

この告白現場に陸も現れ、
奏馬が唯奈のことが好きと告げ、
唯奈が陸のことが好きだと告げ、
陸も自分が誰が好きなのかを２人に告げました。

その相手は・・・唯奈も好きなんだけれども
それ以上に奏馬のことが好きだと言い出し、
ここから３人の関係が歪み始めるます・・・

最初『サヨナラさんかく』というタイトルを見て、
今までの幼馴染の関係が崩れるだけだと思っていたのですけど、
まさか、３人の好きというベクトルが
誰も合わない関係になっているとは思いませんでした。
（男女２人ずつ４人だとベクトルが合わないのはよくありますが）
一般の考えでは誰も陸（男）が奏馬（男）が
好きになってるなんて想像できないでしょう。

なので、この幼馴染の関係が
今後どうなるのか気になってしかたがありません。

僕のようにこの関係が気になる方は
読んでみてはどうでしょうか。

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