となりの林檎 【著者：山崎紗也夏】

山崎紗也夏さんの作品『となりの林檎』（日本文芸社）

２９歳でＯＬの宮下林檎は
誰もが振り向くような美貌で
言い寄る男も多いのですが、
そんな男に見向きもしません。

その訳は・・・林檎は夫に先立たれた
未亡人だったのです。

今も夫を思っているのもあるのですが、
林檎は部屋で一人で楽しむ・・・
そう、オナニーが趣味だったのです。

いつものように夜に
ひとりでオナニーを楽しんでいたのですが、
窓が開いていることに気づいたんです。

慌ててベランダに出るのですが、
隣は誰も住んでいないので安心するのですけど
呼び鈴が鳴り出したんです。

誰かと思い、ドアを開けると、
隣に引っ越してきた・・・と北林という男が
挨拶にやってきたんです。

どことなく亡くなった夫に似ており、
未亡人の林檎と引っ越してきた北林との
大人のラブストーリーが始まるんです。

それほど重いストーリーでもなく、
１時間ぐらいの短いドラマを見ているような感じで
サクッと読めますので、
気になった方は読んでみてはどうでしょうか。

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