ＨＵＭＩＮＴ（ヒューミント） 【著者：マツリ】

マツリさんの作品『ＨＵＭＩＮＴ（ヒューミント）』（講談社）

背中に大きな火傷と弾痕のある男 本田は
自分の痕跡を残さないよいう消しながら生きていました。

そんなある日、とある女性の危機を感じ取り、
助けに入ったのですが、
実は女性に扮した姫宮という男が
男をトラップ（ハニートラップ）にかけていたんです。

仕事の邪魔をされた姫宮なのですが、
助けに入った時の動きなどをみて
本田に何かを感じたようで、
自分が所属している雨霧警備会社で働かせようとします。

今まで痕跡をのこさないよう生きていた本田なのですが、
雨霧警備会社の強引な誘いにここで働くことを決意します。

雨霧警備会社なのですが、
表向きは普通の警備会社なのですけど、
裏の顔はスパイなどをしている会社だったのです。

・・・といった感じでえがかれる
都会の闇を暴くサスペンス作品になっています。

本田が何者なのか・・・まだ謎があるものの、
女装をしながらハニートラップを専門にする
姫宮とのコンビがとてもよく、
サスペンス作品なのですが適度の笑いなどもあり、
面白い作品になっていますので、
気になった方はチェックしてみてください。

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