１０００円ヒーロー 【著者：焼き芋ハンサム斎藤】

焼き芋ハンサム斎藤さんの作品『１０００円ヒーロー』（小学館）

高校生の日朝千は妹のほのかと暮らしているのですが、
妹には不自由な暮らしをさせたくないと
自分を犠牲にして面倒をみています。

そんな千なのですが秘密があり、
実は最強のヒーローだったのです。

この世の中にはヒーローが何人も存在し、
お金のレートにより変身時間が分けられており、
レート１だと１円だと１秒間変身でき、
（100円だと100秒変身できるんです）
銃弾などは跳ね返し、熊程度なら倒す力を持っていて、
レート100だと100円で１秒間変身でき、
（100秒変身するには１万円かかります）
１人で戦争をも止められるぐらいの力を持っているんです。

千はそれ以上の能力をもつレート1000のヒーローで
どこかのヒーロー団体に入れば
とんでもない年収を稼げるのですけど、
妹のほのかを守るだけで十分・・・と
団体に入らずにヒーローを続けているんです。

・・・といった感じで、
貧乏生活のヒーローを描いた作品になっています。

設定はかなり面白く、
拾った100円で0.1秒だけ変身して悪を倒したりと
お金が無いからこそどのように悪を倒すのか
面白く読める作品になっていますので、
気になった方は読んでみてください。

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