ゲコとヨッパライ 飲めない漫画家が酒飲みと居酒屋に行ってみた 【著者：花小金井正幸】

花小金井正幸さんの作品『ゲコとヨッパライ 飲めない漫画家が酒飲みと居酒屋に行ってみた』（リイド社）

作者の花小金井正幸さんのもとに
居酒屋呑みの取材漫画のオファー・・・
しかし、花小金井さんは下戸でお酒が飲めません・・・

もし、下戸の人間が居酒屋グルメのリポートという、
変わったジャンルで漫画にすれば売れるのでは？
なんて思って、お酒が飲めないのに
この仕事を受けることにしました。

そして、現場に行ってみると、
雑誌社の担当さんたちと居酒屋で飲む・・・
（もちろん花小金井さんはウーロン茶です）
というグルメの取材ではなく、
ただ、呑兵衛の集まりで
くだらない居酒屋でのトークが始まったのです。

最初、このタイトルを見て、
花小金井さんと同じように、
お酒が飲めない人でも居酒屋グルメを楽しむ・・・
そんな作品と思って読み始めたのですが、
ただ、呑兵衛たちを描いた作品になっていて、
期待外れだ・・・なんて思ってしまいました。

でも、読んでいるうちに、
酔っ払いたち（失礼な言い方ですが了承を＾＾；）が
かなりコアなネタで居酒屋トークをしているのが
面白くなり、ハマってしまいました。

アラサー、アラフォーの方ならわかるような
ファミコンやアイドルネタなどもあり、
その場にいたら楽しいだろうなぁ～
なんてノリで描かれています。

残念なことに１巻で終わっているようなのですけど、
もし、続編が出るのであれば読んでみたい・・・
そんな不思議な作品になっていますので、
気になった方はチェックしてみてください。

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