かみくじむら 【著者：大見武士】

大見武士さんの作品『かみくじむら』（少年画報社）

会社をクビになった永瀬は
なけなしのお金を使い一人旅をし、
自分を見つめ直していました。

そんな時に、困っていた老人を助け、
何気に自分の旅のわけを話し始めたのですが、
老人に出されたお茶を飲むと倒れてしまったんです。

意識を取り戻した永瀬なのですが、
旅していた町ではなく、
大きな屋敷で寝かされていたんです。

この老人はこの「かみくじ村」の村長で、
自分の後の村長になれる
真面目で優しい若者を探していたんです。

この村なのですが、村長以外は女性ばかりで、
それだけでも不思議なのですけど、
何かがあれば籤で決める習わしがあるんです。

そんな村に連れてこられた永瀬なのですが、
実は村長の掌の上で踊らされ、
妄想しながらいいように勘違いしていってしまうんです。

・・・といった感じで
変わった因習の残る村で繰り広げる
エロティックな世界が広がる作品になっています。

大見武士さんの作品って、
エロいだけでなく読ませるストーリーの作品も多く、
この作品も読みだすと続きが気になりますので、
興味がある方はチェックしてみてください。

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