４１歳の兄ができました 【著者：山口ねね】

山口ねねさんの作品『４１歳の兄ができました』（宙出版）

この作品なのですが、
年上の男性との恋愛を描いた４作が詰まった
短編集になっています。

タイトルにある「４１歳の兄ができました」は
母親の再婚により、年の離れた兄ができた雫だったのですが、
その兄・・・というのが会社の直属の上司で
バツイチだったのです。

いきなりできた兄なのですが、
会社では課長と呼ばなくてはならく、
ちょっと戸惑ったりしていたのですが、
両親が新婚旅行に行くことになり、
家では２人で暮らさなくてはならなくなったんです。

そんな困った事態になっているというのに
雫は家でうたたねをしてしまったときに
兄課長（勝手にこう呼ばせていただきます）が現れるんです。

触ったらセクハラ、
リビングで寝ているのを叱ったらパワハラ・・・
そう悩む兄課長だったのですが、
実は雫は寝ておらず、目をつぶっているだけだったのですけど、
理性を抑えられない兄課長は雫の体を触りだしたんです・・・

上司と部下、義兄と義妹・・・
イケない関係だとわかりつつも愛し合う２人を描いた
歳の差カップルの話になっていました。

・・・といった感じで
他の作品も年の差カップルの話だったのですが、
エッチはあるものの爽やかなラブストーリーで描かれており、
男性でも意外に読めるのでは・・・って作品でした。

ちょっとエッチな純愛系ラブストーリーが好きな人は
ハマると思いますので、気になった方はチェックしてみてください。

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