触手と社畜のアットホームな関係 【著者：天津いまる】

天津いまるさんの作品『触手と社畜のアットホームな関係』（メディアファクトリー）

ブラック企業で日々働く社地国広は
ある日、深夜に帰ってくると、
隣の部屋の郵便受けから触手が
生えている？出ている？のを見かけました。

疲れすぎて何か幻覚を見ているのだろう・・・
と、その日は「精神科 労災」とググって
そのまま寝ることに・・・

でも、その触手を家に帰るたびに
見かけるようになり、
なんだか親近感がわいてきて、
挨拶をするようになるんです。

それだけでなく、深夜遅くに帰ってきた自分を
なんだか迎えてくれているように思い、
ペットの感覚でエサを与えたりする仲？に・・・

・・・といった感じで
社畜サラリーマンと隣に住む？触手との
妙な関係を描くほのぼのとした作品になっています。

最初、ジャケットとタイトルを見たときには、
ＢＬ系でちょいエロな作品を想像したのですが、
そんな内容とは違って
ある意味、期待を裏切られた感はあるのですが、
笑えるコメディで楽しく読むことができました。

忙しく働いている人にとって、
癒しの存在は必要なのかも・・・
それが触手でも・・・なんて思ってしまいました＾＾；

かなり変わった設定の作品になっていますが、
気になった方はチェックしてみてください。

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