姫乃ちゃんに恋はまだ早い 【著者：ゆずチリ】

ゆずチリさんの作品『姫乃ちゃんに恋はまだ早い』（新潮社）

小学４年生の堂本逢司は
隣の席の相川姫乃の行動がわからない時があります。

実は姫乃は逢司のことが好きなんだけれども、
普通の小学生のような「好き」という表現ではなく、
ちょっと大人びた行動で「好き」を表現するんです。

授業中にそっと手紙を渡して
逢司の気持ちを確かめようとしたり、
雨も降っていないのに相合傘で歩きたかったり・・・
憧れのシチュエーションをするのですが、
逢司にはなかなか伝わりません・・・

普段からちょっと怖い雰囲気の漂う姫乃なので、
逢司は怒らせないようにしながら
言葉を返したりするのですけど、
それが逆に怒らせたり・・・

好きな男の子にいいように思われたい姫乃
女の子の気持ちがよくわからない逢司
２人の微妙な恋模様が面白く描かれていますので、
気になった方はチェックしてみてください。

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