まがいの器 ～古道具屋奇譚～ 【著者：水木由真】

水木由真さんの作品『まがいの器 ～古道具屋奇譚～』（竹書房）

この作品なのですが、
街の片隅にひっそりとたたずむ古道具屋 慈空堂には
訪れる者にとって「今、必要なモノ」が
並べられている・・・という
不思議なお店なんです。

そこに訪れる者にとっては
とんでもない価値のある古道具なのですけど、
他の者にとってはガラクタに感じてしまうんです。

そんな不思議な古道具屋を舞台にした
心温まるヒューマンストーリーになっています。

道具や物には長いこと使われることによって
何かが宿る・・・なんて言われています。
まさに、そんな古道具を扱っており、
価値のわかる人にその品々が渡っていくんだ・・・
なんてモノの大切さを教えてくれる
そんな作品になっていました。

今ではモノが溢れてい時代だからこそ、
モノの大切さが伝わってくる作品ですので、
気になった方はチェックしてみてください。

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