あいだにはたち 【著者：さおとめやぎ】

さおとめやぎさんの作品『あいだにはたち』（講談社）

高校３年生の高江玲於奈（男）は
兄の一作が通う大学を目指し受験勉強の真っ最中。

勉強をしているときに一作が現れ、
自分が女っ気がないので
弟にはちゃんとした恋愛をしてほしい・・・と、
女子の多い大学を目指せと言い出すんです。

その日の夜に日課であるジョギングをしていると、
道端で女性が泣きながら
お酒を飲んでいる場面に遭遇し声をかけることに・・・

そんな彼女（ミサ）に一目惚れしてしまった玲於奈は
彼女の年齢が３８歳ということを知り、
大学院生の兄の名前と年齢を借りて２５歳と嘘をついたのです。

ここから２人は恋愛関係？が始まるのですけど、
年齢を偽ってしまった玲於奈は
嘘がバレないよう、兄になりすまして
関係を続けようとするのですが、
ミサも玲於奈には言えない秘密を抱えていたのです。

実はミサは高学歴の男性との精子で
優秀な遺伝子を残そうとしていたのです。

・・・といった感じの
２０歳離れた２人のラブストーリー？を描いた
作品になっています。

まったく違った思いではあるものの
玲於奈は嘘がバレないように・・・
ミサは子供を作るために・・・
２人の関係はどうなっていくのか
まったく先が読めない作品になっていますので、
気になった方はチェックしてみてください。

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