娘の友達 【著者：萩原あさ美】

萩原あさ美さんの作品『娘の友達』（講談社）

妻に先立たれてしまった市川晃介は
娘の前では父親として・・・
会社では係長として・・・
理想の自分を演じ続けてきました。

しかし、会社からは同僚からは
真面目過ぎる・・・とちょっと煙たがられ、
娘からは今更父親ぶるな・・・と言われ、
理想を追い続けてきたことに
少し後悔をするようになっていました。

そんな時に喫茶店で出会ったウエイトレスが
ちょっと気になってしまうんです。

そんなある日、
娘のことで学校に行くことがあったのですが、
そこでウエイトレスをしていた少女 如月古都が
娘の友人だったことを知ることに・・・

その後、晃介は何度か古都と会うのですけど、
会社でも家でも理想を追い続ける自分ではなく、
彼女と一緒にいる時には
本当の自分でいられような気分になるのです。

でも・・・古都は娘の友人・・・
決して手をだしてはいけない人物だとわかっているのですけど、
抑えきれない気持ちがでてきて・・・

・・・といった感じの
歳の差のあるラブストーリーになっています。

越えてはいけない一線があるのはわかっていても
抑えられない気持ちが上手く描かれており、
この２人の関係がどうなるのか・・・
すごく気になる作品になっていますので、
興味のある方はチェックしてみてみてください。

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