よふかしのうた 【著者：コトヤマ】

コトヤマさんの作品『よふかしのうた』（小学館）

『だがしかし』のコトヤマさんの
新たな作品です。

不登校中で女の子が苦手な
中学２年生の夜守コウは
誰にも言わず初めて夜に外に出ました。

誰もいない・・・そんな錯覚を起こさせるような
夜の街並みを肌で感じて
「夜が俺の居場所なんだ」と思うように・・・

そんな時に見知らぬ美少女 七草ナズナと出会うのですが、
彼女は吸血鬼だったのです。

今の自分に満足していなかったコウは
吸血鬼になりたい・・・と言い出すのですけど、
吸血鬼になるには吸血鬼に恋をし、
その相手に血を吸われなきゃなれないことを知るんです。

この日からコウはナズナと一緒に
夜更かしをするようになるのですが・・・

・・・といった感じで描かれる
少年と吸血鬼（美少女）のラブコメ作品になっています。

『だがしかし』ではほのぼのとした
駄菓子好きのカップルを描いた作品でしたが、
今回はファンタジー系でのほのぼのとしたラブコメになっており、
前作と同様にちょっとひねくれたラブコメ？になっていますので、
好きな人にはハマるのではないでしょうか。

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