こいくちルームシェア 【著者：ハルミチヒロ】

ハルミチヒロさんの作品『こいくちルームシェア』（芳文社）

高校を卒業してから
引きこもりのような暮らしをしている今野ゆめは
両親が海外出張することになり、
英語が話せなく一緒に行きたくないと言い出しました。

しかし、引きこもり状態で
１人では何もできないゆめだったのですけど、
なんとか日本に残りたいために、
今、住んでいる家をシェアハウスにし、
大家になると言い出すんです。

なんとか両親を説得したゆめは
三ツ矢三津子、色部のり子の２人の社会人と
暮らすことになるんです。

最初は年上なので
ちょっと楽ができるのでは・・・なんて思っていたのですが、
大家としての仕事がいろいろとあるだけでなく、
普段は社会人としてちゃんとしている２人なのですけど、
実はかなりのオタク趣味を持っていたのです。

三津子は某漫画（アニメも放送しています）に
どっぷりハマっており、同人誌まで買うほど・・・

のり子は某アイドルにハマっており、
地方のコンサートまで出かけるほど・・・

・・・といった感じで始まる
女性３人のルームシェアを描いた作品になっています。

引きこもりだったゆめなのですが、
この２人に出合ったことにより、
無趣味のゆめは、２人の趣味に次第に染められていき、
オタクの領域へと踏み入れていくんです・・・

・・・とはいえ
女３人揃ったら姦しいといいますが、
まさにそんな感じの明るい作品になっていますので、
（２人はオタクだけれどもすごく明るいんです）
気になった方はチェックしてみてください。

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