秘密の果実 【著者：朱井よしお】

朱井よしおさんの作品『秘密の果実』（集英社）

東京から山奥の小さな村（峰花炯村）へ
父親と一緒に引っ越ししてきた水嶋悟。

この村は外から引っ越ししてくる人などは
ほとんどいないほどの村で
小説家である悟の父親の作品を
村長の奥さんがファン・・・ということで、
特例で受け入れてくれたみたいなのです。

悟はこんな辺鄙な村に引っ越しに
ちょっと不満を持っており、
片付け作業そこそこで外へと出たのです。

まわりに何もなく、
帰り道がわからなくなりさまよっていると
水の音が聞こえ、そちらに向かって歩いていくと
そこには裸の女性がいて、
目が合ってしまい、その場を逃げ出したのです。

なんとか家に帰ってくると、
手伝いをしてくれていた村人から、
「山の中に入ったりしてないわよね？」と・・・
悟は「入っていない」と嘘をついてしまうんです。

この村では山は神聖なる場所で
神様が住んでいるから入山禁止とされていたのです。

翌日から学校へと通うことになった悟なのですが、
同級生や教師からも山の中に入ったかどうか聞かれ、
ここでも嘘をついてしまうんです・・・

しかし、山に入った時に
スマホを落としてしまったのを気づき、
再び山へ入ると、前日にあった女性と出くわすんです。

そして彼女は自分と会ったことは
村人には言わないように・・・と伝えるのですが・・・

・・・といった感じで始まる
神様の住むといわれる山とそれを守る村で起こる
サスペンス系作品になっています。

山で出会った女性（七海）はここにある
不老不死の桃を守る子孫で
ここでひとりで暮らしているのですが、
熟した桃を食べてほしい・・・と言い出し、
悟は了承するのですが、
ここから村人には内緒に２人の関係が始まるんです。

しかし、悟の異変に気付く村人も出てきて・・・

・・・といった感じに
読めば読むほど謎が深まる作品になっていますので
興味ある方はチェックしてみてください。

【PR】てんさんのオススメ ホラー・サスペンス系漫画
　　

【PR】コスメス 《コスメ関連の通販サイト》

ショップジャパン


BL・TLコミック「GiGicomi」