アホゲノム ～座牟坂サタニックヘアー～ 【著者：井上和郎】

井上和郎さんの作品『アホゲノム ～座牟坂サタニックヘアー～』（少年画報社）

中学卒業の時に３年間片思いしていた男子生徒に
思い切って告白するも撃沈してしまい、
そこから現実の男よりも
二次元（ソーシャルゲーム）のキャラに
ハマるようになってしまった座牟坂ぐれ子。

ある日、街を歩いていると
１人の男にぶつかってしまい、
頭に紙に包まれた筒状の物が当たってしまいます。

この男はその筒状のものを抱えて逃げていくのですが、
その後を警察が追いかけていったのです。

何か事件だったのかも・・・
なんて思うのですが、
ぶつかって可哀そうだと思った１人の男が
ぐれ子に声をかけてきたのです。

その男というのが今ハマっている
ソシャゲのキャラに似ていたので
ドキドキするもその場から逃げ出してしまうんです。

そして公衆トイレでさっきの人を思いだしていると、
先ほど筒状の物がぶつかった頭に
アホ毛が出来ていて、それが言葉を話し始めたのです。

実はこの髪に宿ったのは
悪魔の階級でも第３位の地位をもつ
レヴィアタンという悪魔で
ぐれ子の体を乗っ取ろう・・・としてきたのです。

しかし、髪の毛にとりついてしまったので、
着られてしまっては体を乗っ取ることもできなく、
ぐれ子に従う感じで寄生？した形で
一緒に暮らすことになるんです。

・・・といった感じで
髪の毛に悪魔が宿ってしまった女子高生を描いた
ドタバタコメディ作品になっています。

設定はちゃんとしているのですけど、
毎回、ドタバタを演じていて、
気軽に読めるコメディ漫画として楽しめますので
気になった方はチェックしてみてください。

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