妖怪戦葬 【著者：弓咲ミサキックス】

弓咲ミサキックスさんの作品『妖怪戦葬』（スクエニ）

クラスで目立たない存在のモブ男 厨川真空は
あまり人と関わらないように生きていました。

ある日、学校の体育館で１人で弁当を食べている時に
生徒会長に見つかってしまい注意を受け、
一緒に体育館を出る途中、
何か光のようなものに包まれ、
気が付くとちょっと古風な知らない部屋にいたのです。

そこには自分の名前の書かれた墓標みたいなものが・・・

実はこの地域では中学生が謎の殺人に巻き込まれる事件が
多数起こっており、
死に方は様々なんですが、
死体と一緒に墓標が立ててあり「墓標殺人」と呼ばれていたのです。

そして、自分の墓標のとなりに
犬渕美果子という女の子の名前の墓標もあり、
同じように美果子も連れてこられていたようなのです。

２人が話をしている時に
置いてあった映写機が動きだし、
「妖怪の里にようこそ・・・」と語りだし、
輪入道という妖怪を倒してほしい・・・と・・・
そして、倒さなければ元の世界へ戻れないと言われ、
仕方なく妖怪を探し倒そうとするのです。

・・・といった感じで
妖怪の里に連れてこられた少年たちが
悪い妖怪を倒すバトルものの作品になっています。

ここに連れてこられた者の胸には
ヤタガラスのマークがあり、
妖怪に殺されてもヤタガラスの足が１本失われて
再び復活することができるんです。

合計３回殺されたら
元の世界で最後に殺された形で
死体として墓標と一緒に戻されるんですが、
妖怪を倒せば、生きて元の世界へ戻れるんです。

ちょっと『ＧＡＮＴＺ』のような設定なのですけど、
個人的には面白い作品だと思いますので
気になった方はチェックしてみてください。

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